町工場から万博へ...職人集団が挑む『空飛ぶトラック』が被災地を救う未来 そして1970年万博で脚光を浴びた『あの技術』のその後と今は? 2025年大阪・関西万博まで1年
まずは簡単な模型を使って飛行に最適な仕組みを探ります。 (高満洋徳社長)「プロペラだけ回してみようか」 航空関係の専門家もチームに加わり、万博では飛行船の根幹となる可変浮力装置などを展示する予定で、将来的な大型機の製造につなげたいと考えています。参加する町工場は12社、金属加工などそれぞれの専門分野でプロジェクトに携わります。 メンバーの一人で溶接職人である柊谷熔接所の柊谷篤司代表は、町工場の後継者不足が課題となる中、万博は「ものづくりの魅力」を広く知ってもらうきっかけになると期待を寄せます。 (柊谷篤司代表)「町工場の小さいところが万博に出て、問題を解決できるところまで持っていけるんだよ、と知ってもらうことでたくさんの職人がそろえば、技術も上がるし賃金も上がる。付加価値も上がってくると思う」 (高満洋徳社長)「万博を通して『大阪の町工場に全部相談来い』『おれらが全部解決する』と、そういったところを打ち出せたら、ビジネスにもどんどんつながっていくと思っているので」 それぞれの未来への思いが集結する万博まで、あと1年です。 (2024年4月10日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
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