【ラランド・サーヤ】飲み会で「誰か呼んでよ、可愛い子!」“女”でしか見られていない誘い方にモヤモヤ……「そういう大人はとにかくダサい」
大学在学中にニシダさんと『ラランド』を結成。新卒で広告代理店に就職し、会社員と芸人の二足の草鞋で活動を始めたサーヤさん。大手事務所には所属せず、2021年に自らを代表取締役とする個人事務所を設立。今や多方面で才能を発揮し、同業者からも一目置かれる存在ですが、デビュー当時はその異色の経歴を理由に色眼鏡で見られることも多く、心細さを感じていたそう。今回は、そんなサーヤさんに偏見や差別発言など、モヤる人への対処法を教えてもらいました。後編は、ViViに寄せられたモヤるシチュエーションについてアドバイスをいただきました。 【ラランド・サーヤ】「彼氏できた?」って聞き方はやばいかも…
誘われ方にモヤモヤ
―友達から電話が来て、「今、男ばっかりで飲んでるから、誰か女の子来てほしい」と言われた。“女”という性別でしか見られていない誘い方にモヤモヤ……。(Rさん・20代) ありますよね、”華を添える”みたいなね。そんなんばっかですよ、飲み会なんて。「誰か呼んでよ、可愛い子!」とか。男性の人数と合わせて若い女の子を呼ぶとか、アテンダーかよ? っていう。マジでそういう飲み方してる人でちゃんと充実してる人っていないと思います。ダサい! アテンドもするし、飲み会に自分が狙ってる子を呼んじゃうとか、とにかくダサいんですよ。大人としてカッコいい人を見たことない。 そういう人たちの言動を見てると、10代取り戻そうとしてるのかな? って思います。年を取ると、ある程度落ち着いてくるじゃないですか。それを40、50代でぶり返す人とかたまにいるから、見てらんないですよ。周りから「ダサい」って思われてるのにな……って。「飲み会に行ったら、こんなことされた!」とか女の子側から聞くわけですから。 まぁ、そういう人は幸せにならないから、気にしなくて大丈夫だと思います。 ●PROFILE サーヤ(ラランド) 1995年生まれ。東京都出身。大学在学中、お笑いサークルで出会ったニシダさんと『ラランド』を結成。2019年の『M-1グランプリ』にて、アマチュアながら準決勝に進出。2021年、自身が社長を務める個人事務所、株式会社レモンジャムを設立する。 2022年からは川谷絵音らと『礼賛』としてバンド活動を始め、作詞作曲とボーカルを務める。 シャツ¥29700、シルバーネックレス¥22000、ドッグタグネックレス¥18700/FOUNDRY MEWS ミニスカート¥22000、パンツ¥37400/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン(Coachtopia) ----------- Photos:Tami Kanamori Styling:Chisaki Goya Interview&Text:Yumiko Ito
講談社 ViVi