モンスター級のSoCを積んだポータブルゲーミングPC、現る #Computex2024
ポータブルなAIマシンとしても注目が高まりそう。 Snapdragon X Eliteに負けてはいられないとばかりに、インテルもAMDもAI性能を高めたプロセッサを発表してきたComputex 2024。さっそくインテル最新SoCであるLunar Lakeを積んだゲーミングUMPC、MSIの「Claw 8 AI+」もお披露目されました。 【全画像をみる】モンスター級のSoCを積んだポータブルゲーミングPC、現る #Computex2024 Core Ultraの名称が授けられたMeteor Lakeより、GPUもNPUも進化したんですよね、Lunar Lake。GPUはAAAタイトルのゲームでもフルHD/高画質設定で60fpsが出せるそうですし、NPU単体の処理能力は48TOPS、CPU/GPUもAI計算させると120TOPSとなるみたい。強い。 Claw 8 AI+はジョイスティックのパーツに、ドリフトしにくいホールエフェクトセンサースティックが使われているところもゲーマーならば大喜びできるところ。 他のスペックを見ると、8インチフルHD 120Hzタッチスクリーン、2機のファン&パイプによる冷却システムを採用したという説明がありました。このあたりはCore Ultraを採用したClaw A1Mと同等のスペックですね。 他の詳細なデータは不明です。MSIのニュースページにもデータが記載されていないことから、モバイルノート・ビジネスノート以外の分野でもLunar Lakeは活躍するよ、というアピールのために作られた試作品なのかも。でも発売してほしいですよね。だってこんなモンスターな最新SoCを積んだゲーミングUMPCってワクワクするじゃないですか。 Source: MSI
武者良太