「怯えているように見えた」レアルOBグティ氏、PK失敗のFWキリアン・エムバペに言及。「私は彼を信じている」【欧州CL】
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第5節、リバプール対レアル・マドリードの試合が現地時間27日に行われ、マドリーが0-2の敗戦を喫した。この試合でPKを失敗したFWキリアン・エムバペに対し、マドリーOBのグティ氏が言及した。スペインメディア『Mundo Deportivo』が、28日に伝えている。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】UEFAチャンピオンズリーグ24/25 マドリーは、1点ビハインドで迎えた61分にPKを獲得する。このチャンスにキッカーを務めたのはエムバぺ。しかし、ゴール右隅を狙ったシュートは、GKクィービーン・ケレハーに止められてしまった。ビニシウスが負傷により欠場していたなか、エムバペに大きな期待が寄せられていたが、結果を残すことができず。マドリーは0-2の完敗を喫した。 グティ氏は、スペインのTV番組『エル・チリンギート』で批判が強まるエムバぺに対し「自信を無くしていて、臆病になっている。PKを蹴る前は、彼は怯えているように見えた。彼は自分のパフォーマンスに満足しておらず、もっと何かを求めているのは確かだ」とコメントした。 続けて「マドリードのファンは彼を待ちわびていたし、最も良い状態の姿を望んでいる」と話し、「彼は自分の『守られた環境』から出てきた。PSGはすべてをコントロールできる場所だった。今は、最高になるために、素晴らしい選手たちと競争しなければならない別のチームに来たわけだ。そして、マドリーのユニフォームを着ることは大変なんだ。これは当たり前のことだ。マドリーのようなクラブで、選手がそんなに早く適応できるとは考えにくい」と語り、ここまで輝きを放てていないエムバぺを擁護した。 そして「彼をスタメンから外すことは最悪の手段だ。それよりも彼を見守る必要がある。そして、その面では最高のクラブにいる。フロレンティーノ・ペレスも、クラブも、(カルロ・)アンチェロッティも彼を守ってくれるだろう。我々はみんな彼を信じているし、私は彼を信じている。批判して、『この選手は価値がない』と言うのは簡単だが、エムバぺは世界最高の選手の一人だ」とコメントしている。
フットボールチャンネル編集部