超売れっ子Z世代モデル藤田ニコルのもう一つの素顔 起業家としての本気度を直撃
藤田:結構キャパが広く、私自身“どM”だと感じる。タレント業は、藤田ニコルという名前があっての活動。私自身がさらに成長するために、1から勉強してビジネスをやってみたいと思った。社会勉強のつもりで、頭を使って失敗しながら取り組むことで、人間力がアップしていると感じる。私にとってもファンにとってもウィンウィンなビジネスにしたい。
経営者として実感した周囲のサポートのありがたさ
WWD:タレント業とビジネスのバランスはどのように取っている?それぞれの醍醐味は?
藤田:仕事に幅があり、毎日刺激があって楽しい。テレビには等身大で、楽しんで出演している。いろいろな人と関わることで成長している。ビジネスに携わるようになって、いろんな人の助けがあってこそ活動できているということを再確認した。1からビジネスを作り上げる苦労もしたし、自分で経営してみて、周囲にサポートしてもらえるありがたさを感じた。それを芸能活動にも生かしていきたい。応援してくれるファンをワクワクさせたいという気持ちでビジネスに挑戦している。そして、「私も頑張ろう」と思ってもらえればうれしい。
WWD:今後のキャリアパスについてどう考えるか?将来の夢は?
藤田:芸能界は、消費期限がある厳しい業界。仕事が来なくなったときに、芸能界以外の仕事ができればと思い、ビジネスのアイデアを温め続けてきた。夢は、叶えてきたと思う。ただ、仕事ばかりでプライベートをおろそかにしていたので、自分の時間を持ちたい。海外にも行きたい。ファッションが好きなので、フランス・パリに行って、ラグジュアリー・ブランドの本店を訪れたり、ファッションにまつわることを吸収したりして、仕事に反映したい。インスピレーションが大事で、それが仕事につながると思う。プロデュースが好きなので、年齢に合う仕事をしていければと思っている。例えば、子どもができたら子ども服、また、健康などにも関心がある。