いま世界でブームが起きている、アディダス オリジナルスの「サンバ」の名前の由来は?HOTで“IT”なスニーカー5選
4. adidas Originals for BEAUTY&YOUTH「SAMBA OG」 ■ オリジンの雰囲気を残しつつ季節感を落とし込んだ、匙加減も絶妙 清潔感と品位を備えた美しさと、自由な発想や知的好奇心から得る若々しさを追求するセレクトショップ、ビューティ&ユースによる別注モデル。 これまでも幾度となく述べてきたが、既存のアイテムに通常品にはない独自のアイデアを加えて“作ってもらったもの”を別注と称し、本作もオリジンカラーのホワイト×ブラックの雰囲気は残しつつ、温もりのあるダークブラウンをトゥに挿し込むことで、秋冬らしい表情にドレスアップ。加えてソールを透度の低いダークトーンに塗り替えて全体のバランスを調整。この絶妙な匙加減がクラシカルな意匠に洒脱な印象をもたらす。 その恩恵に預かるならばジャケットやスラックスといったカチッとした服装との合わせが鉄板。もしくはデニムやスウェットといったアメカジの定番に“あえて”合わせてみる選択もアリではなかろうか。
5. atmos×adidas Originals「SAMBA atmos “Tuxedo”」 ■ 艶やかな光沢を放つ“タキシード”をモチーフにしたアトモス別注 “スタンダードであること”。これを「サンバ」の美徳と捉えるならば、最後は思いっきりの逆張りと洒落込んで、遊び心全開の一足で締めたい。 その艶やかな佇まいは、美しい光沢を放つ黒のパテントレザーとメタリックシルバーのイタリアンレザーの共演がなせる技。まるでドレスシューズのようにラグジュアリーな別注モデルを仕掛けたのは、東京のスニーカーカルチャーを世界に発信するアトモスだ。 配色自体は無駄のない2トーンカラーながら、光の角度によって表情を変えるその姿は、まさに“タキシード”の愛称通り。厳格なフォーマルスタイルの足元に合わせた際にも、この上ないハズシとなるに違いない。このモデルを履くことによって社交界の花形になれる…かどうかの約束はできないが、ダンスフロアの壁の花になる心配はご無用。そう断言して間違いないだろう。
TOMMY