首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位
進学や就職を機に、東北や九州など遠方から転居してくる人も少なくないのが首都圏。いろんな街を楽しみたくて転々としている人も、いったん気に入った街(駅)が見つかると長く住んだりもするのではないか。 パワーカップルが組む「ペアローン」の是非…23区内新築マンション1億円超えで議論の的に 株式会社リクルートでは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)に住む20歳以上の男女31万7222人に今年1~2月、「SUUMO住民実感調査2024 首都圏版」をWEBアンケート形式で実施(調査実施機関=株式会社インテージ)。すると、5位は「東銀座」で、首都圏のど真ん中という結果に。理由としては「雰囲気やセンスのいい、飲食店や個人商店(書店、美容院、雑貨屋など)がある」「近所付き合いが薄く自由な生活ができる」ことが理由の上位だった。確かにそうだが、東銀座は家賃も相当高く簡単には住めそうにないが……。 4位は「浜町」。わかりやすく言うと日本橋だ。これまた首都圏のど真ん中だが、下町の雰囲気が残る部分もあり、人の息づかいを感じる街ではある。「『街らしさ』を感じる食・街並み・自然があって愛着がもてる」ことなどが理由の上位に。 3位は「北参道」。千駄ケ谷や代々木の辺りだ。明治神宮や新宿御苑が近くにあり、街中に緑が多い。東京体育館、国立競技場、神宮外苑なども近いため、「魅力的な運動施設が充実している」が理由のトップに。 そして2位は、みなとみらい線の「馬車道」で、1位も同じくみなとみらい線の「馬車道」の隣の駅の「みなとみらい」。ザ・横浜、といえる海沿いの街だ。理由のトップはどちらも「外国人、他地域からの出身者など多様な人がなじみやすい」。多様性を受け入れる包容力、開放的な雰囲気が住みやすさを感じさせるのかもしれない。 ちなみに、かつては人気が高かった「代官山」は15位、「恵比寿」は33位、「吉祥寺」は46位だ。前回の2年前の調査では、1位から順に「湘南海岸公園」(江ノ島電鉄線)、「馬車道」(みなとみらい線)、「日本大通り」(みなとみらい線)、「鵠沼」(江ノ島電鉄線)、「東銀座」(東京メトロ日比谷線)だったが、在宅勤務が減ったことで今年の調査では少しまた都心に票が集まったようだ。