『光る君へ』新キャスト<藤原通任>演じる古舘佑太郎さん「美しいあぐらの姿勢や立ち上がりのために、あることを始めた結果…」
◆10月27日の『光る君へ』 現在放送中の吉高由里子さん主演・大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合/毎週日曜夜8時ほか)。 マンガ『源氏物語』「恐ろしや」思いを遂げた源氏だが帝の妻・藤壺の宮は妊娠。執着し続けた幼い藤壺の姪もその手におさめ… 10月27日放送、第41回の「揺らぎ」から、<藤原通任>役で古舘佑太郎さんが出演されています。 *藤原通任(ふじわらのみちとう):藤原すけ子(すけの字は女偏に成)の同母弟。道長が病の際に、これを喜ぶ公卿の一人と噂される。 古舘さんご本人よりコメントが到着いたしましたので、以下にお届けいたします。
◆大河ドラマ初出演決定 の知らせを受けて テレビ越しに観ていた「光る君へ」の世界に、自らが飛び込める日が来るとは思ってもいませんでした。知らせを聞いた時は、率直にとても嬉しかったのを今でも覚えています。 今回、僕にとっては初の大河であり、ドラマ「六畳間のピアノマン」以来となる 3 年振りの NHK 作品でもあるので、少しでも役者として成長した姿を皆さんに観てもらえたら、という気持ちでいっぱいです。 撮影現場での印象的な思い出やエピソードについて 初日に衣装を着付けてもらった時は、貴族はこんなにも着込むのか!と思わずその重量感に驚きました。 そして、舞台セットにて所作を習うと、自分の関節の固さにも驚きました。美しいあぐらの姿勢や、立ち上がりがとても難しかったです。 この日からすぐヨガスタジオに入会して柔軟性を高める努力を始めました。クランクアップの日、あぐらからすっと立ち上がれた時は、自分の成長にこっそり感動を覚えました。
◆『光る君へ』の魅力について 言葉遣いも、着ている服も、暮らしぶりも現代とは異なる遠い昔のお話なのに、今を生きる僕らを見ているような気持ちになりました。 「人の想い」はいつの世も同じだ、とその美しくて切ない人間模様から教えてもらいました。 一人の視聴者としては、シリアスな回でも個性豊かでユーモラスなキャラクターが出てきて、ふわっと光を照らしてくれるシーンが好きです。 ーーー 大河ドラマ「光る君へ」の主人公は平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性である紫式部。 彼女は藤原道長への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。 脚本は大石静さんが担当しています。
「婦人公論.jp」編集部
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