愛媛FC唯一の高卒プロ入りルーキーFW舩橋京汰「生粋のストライカー’’J2二桁ゴール''への挑戦」
昨シーズンは明治安田生命J3リーグ2年目で21勝10分7敗・勝ち点73でリーグ優勝と同J2リーグ3年ぶりの復帰を成し遂げた愛媛FC。心機一転、さらに上を目指すべく10人の新加入選手が集った1月11日の2024新体制発表会見でひときわ初々しい表情を浮かべていたのが、唯一の高卒プロ入りルーキーとなったFW27舩橋京汰(ふなはし・きょうた/177cm69kg)である。昨年はジュビロ磐田U-18のエースストライカーとして高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグWESTでランク2位の14ゴールをマークした舩橋。愛媛FCへの加入を決めた理由や自らの強み、そして目標に「J2二桁ゴール」を掲げた意気込みについて存分に語ってもらった。 ーー最初のあいさつでは「自分の特長を出してJ2二桁ゴールを目指し、チームの勝利に貢献していきたい」という話がありました。もう少し自分の特長について話して頂いてよろしいでしょうか? 自分の特長は両足でシュートが撃てる部分。右利きではありますけど、左足でも臆することなく撃てます。シュートの精度には自信を持っていますし、あとは裏に抜けるスピードには特長があるので、今シーズンから出していきたい。守備の面でも前からのディフェンスは自分の特長でもあるので、そこも出していきたいと思います。 ーー磐田U-18からの入団になりますが、愛媛FCとのご縁はどんな形で? ジュビロ磐田の篠崎秀陽アカデミーダイレクターが以前、愛媛FCにいらっしゃって(元U-18監督)青野大介GMとも仲がよかったことから、オファーを頂きました。実際に1週間練習にも参加したんですが、このチームに魅力を感じて愛媛FCに決めました。 ――1週間、愛媛FCの練習に参加した時の印象はどうでしたか? 最初は緊張していたんですが、皆さんがすごく優しくしてくれたので一日で緊張感も解け、自分本来のプレーを出すができました。そこも進路選択の決め手になりましたし、クラブハウスもあって環境がいいと感じました。 ――最後に「J2二桁ゴール」という話もありましたが、J2をどのように戦っていきたいですか? まずは試合に出ないと話にならないので、練習から100%・120%の力を出せるようにもっていきたい。J2二桁ゴールがそんなに簡単なことではないことは自分でも解っているので、まずは練習を頑張って試合に出られるように頑張りたいと思います。