ジラール・ペルゴより、隕石（メテオライト）プレートを文字盤に組み込んだ新作時計が登場

スイスの腕時計ブランド“ジラール・ペルゴ”は、名高いブリッジ コレクションから隕石（メテオライト）のプレートを文字盤に組み込んだ新作“フリー ブリッジ メテオライト”を発表。2024年3月1日より販売を開始する。 【フリー ブリッジ メテオライトの画像をもっと見る】 メテオライトという名が示すとおり、小惑星帯から採れた隕石の破片が文字盤に用いられた本作。2 枚のプレートは、ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる自然に生じた線形模様を持つ“ギベオン隕石”を薄い板状に切り出し、複雑な工程を経て作られている。寄木細工のようにブリッジの中央に配置された美しい隕石のプレートは、コントラストの効いた魅力を放つとともに、それぞれの破片がもつ個性によりそれぞれの腕時計を二つとない希少なものにしている。

■Ref.82000-11-3259-5CX。SS（44mm径）。30m防水。自動巻き（Cal.GP01800-2085）。361万9000円

44mm径のステンレススチール製ケースは、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせて仕上げられており、ファセット加工のリューズにもケースと同じくポリッシュ仕上げとサテン仕上げを施している。 全体的にスケルトンの構造に仕上げられた文字盤は、輪列を構成する各種歯車をまたぐように渡されたブリッジの上にドーフィン型の時針と分針をレイアウト。フランジに取り付けられて浮いているようなサスペンデッドインデックスが、立体的なスタイルを強調している。通常は内部に組み込まれて見えない部品を見ることができる独創的なデザインと、多様な質感を融合したことによる遊び心のある仕上がりだ。 ムーヴメントは、ガンギ車、アンクル、天輪のアームにシリコンを用いた最先端の自動巻きキャリバー“GP01800-2085”を搭載。従来の素材に比べて優れた耐磁性を発揮するシリコンは、摩擦係数の小ささによる耐久性の向上に加えて、複雑な形状に加工することも可能であり、安定性と精度を向上させることにも寄与している。 先進の素材と技術を取り入れる一方で、高度な時計製造技術を意味する数々の伝統的な素材を用いられており、伝統的なコート・ド・ジュネーブ、面取り、渦巻き模様に加えて、サテン仕上げも実施。ジラール・ペルゴのすべての自社製ムーヴメントと同じく、鷲のエンブレムもエングレービングされている。 なお、本作はジラール・ペルゴ正規販売店にて3月1日に発売される予定。価格は 361万9000円だ。 【問い合わせ先】 ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ TEL: 03-5211-1791