「GU・無印良品・ZARA」プロも愛用している“コスパ最高の夏シューズ”ベスト5
―[メンズファッションバイヤーMB]― メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第489回目をよろしくお願いします。 今回は靴のおすすめ! GUやZARAや無印など(ユニクロは靴の展開がほとんどない)、各社ここに来て新作のシューズをラインアップしています。 ⇒【写真】着用例。4000円台で買えるZARAの傑作サンダル この時期から支えて秋口まで活用可能なものから、夏にちょうどいいビーチサンダルまで。幅広くマストバイなアイテムを紹介します!
さまざまな用途に対応する万能シューズ
・GU リアルレザーダービーシューズ 4990円 まずはこちら。万人におすすめできるモデルです。 ONでもOFFでも使えるダービーシューズデザインはとにかく万能そのもの。デニムでもスラックスでもスーツでもさまざまな着こなしに対応してくれるメンズ最強のデザイン。冠婚葬祭などのフォーマルシーン以外はほとんどすべて合わせられます(結婚式なども一応対応できますが、正当なフォーマル靴ではありません)。 リアルレザーを使っているので馴染みやすく使うほど履き心地がよくなる。よくGUのリアルレザーシリーズを「本革なので光沢感や質感がまったく違う」と謳う人がいますが、「まったく違う」は語弊があるかもしれません。正直、後述のフェイクレザーものと並べられてもほとんど違いがわからない。 使い込めば多少光沢は出てくるので違いはジワジワと感じられるものの、それでもやはりそう大きな差はないでしょう。4990円のリアルレザーですからね、革の値段は値切りにくいし高騰が続いていますから、さすがGUでも限界があります。厚化粧したレザーなので、光沢や風合いにはそこまで期待できません。
リアルレザーならではの美しいシルエット
ただ、リアルレザーはやはり馴染みやすさが大きなメリット。フェイクだけど伸びにくく馴染みにくいのでフィット感はそこまで求められない。 リアルだとかなり細身の作りにできるので、こうしたシュッときれいなフォルムが実現できる。GUのリアルレザーシリーズの場合、風合いというよりこうしたシルエットのために本革を使っているというイメージじゃないでしょうか。風合いはそこまで変わりません。 また、ほかのモデルと異なり、こちらは0.5cm刻みのサイズ展開となっており、より細かなフィッティングが可能となっています。これが地味に嬉しい。リアルレザーの場合はジャストサイズで履き始めたほうが最終的に形も着用感も理想のものになる。店舗に行き、ギリギリのサイズで買うことをおすすめしますよ。