【食べれば〇〇シリーズレシピ】 最小限の手間で完成する「麻婆丼」 ごはんにチンした豆腐と肉味噌をオン
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.179 食べれば麻婆丼
豆腐をチンして、肉みそだけ作って「食べたら口の中で麻婆豆腐!」という思いつきから出来たレシピです。なるたけ最小限の手間で麻婆豆腐的なものを作ってみたいな、と。おすすめのラー油があるので、合わせてご紹介しておきますね。 ■材料(1人分) ・豆腐:100g ・豚ひき肉:100g ・にんにく:3g ・油:小さじ1 ・刻み長ねぎ、いりごま、ラー油:各適量 ・ごはん:適量 A ・醤油、味噌、酒、みりん:各小さじ2 ・小麦粉:小さじ1/2 ■作り方 (1) 豆腐は一口大の角切りにしてレンジ対応の容器に入れ、500ワットで3分ほど加熱する。Aを容器に入れてよく合わせておく。 (2) にんにくをあらみじん切りにする。 (3) フライパンに油をひいて中火にかけ、(2)、豚ひき肉を加えてほぐしつつ炒める。 (4) 豚肉の赤いところがなくなったら、Aを加えてよく全体を混ぜる。 (5) 器にごはんを盛り、豆腐、(4)をのっけてねぎ、いりごま、ラー油を適量かける。 麻婆豆腐や担々麵におすすめのラー油といえば、これ。エスビー食品の「四川風ラー油」、私は100均ショップで買っています。今回の肉味噌を豆腐にのっけて、ねぎとこの辣油でおつまみにするのもいいですよ。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司