全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第15戦岡山は小出峻がポール・トゥ・ウインで6勝目
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会は9月15日、13時55分から第15戦の決勝レースが行われ、小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING)がポール・トゥ・ウインで今シーズン6勝目を飾った。 【オーバーテイクをみせるDRAGON(TEAM DRAGON 324)】 9時から行われた第14戦から約4時間半のインターバルで迎えた第15戦の決勝レース。第5大会の最終戦となるレースだが、第14戦のオープニングラップで起きたアクシデントによる車両ダメージの影響で、マスタークラスの今田信宏(JMS RACING with B-MAX)がリタイア。12台でレースが争われた。 早朝はハーフウエットだった岡山国際サーキットだが、その後は晴れ間も広がり、直前に行われたTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupのプロフェッショナルシリーズの決勝では、ドライバーたちが蒸し暑さに苦しめられていた。コンディションは完全にドライとなったが、そんななか13時55分に決勝レースの火ぶたが切って落とされた。 スタートを決めたのはポールポジションの小出で、前日の第13戦と同じく2周目にはファステストラップも記録し、リードを広げていく。2番手にはケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)、3番手には小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)がつけ、第13戦と同じ順位での戦いが続けられていった。 前日はセーフティカーが入ったことでリードが失われていた小出だが、この日の第15戦は最後までタイヤをマネージメントしながらリードを広げ、最後は5.270秒の差をつけフィニッシュ。今季6勝目を飾った。2位争いはフレデリックを先頭に小林、野中誠太(PONOS Racing TOM'S 320 TGR-DC)、荒尾創大(HFDP WITH TODA RACING)との4台の戦いとなったが、最後まで順位の変動はなく、フレデリック、小林が表彰台に。4位に野中、5位に荒尾、そして6位に中村仁(モビリティ中京 TOM'S 320 TGR-DC)が入った。 マスタークラスは、スタートで藤原誠(TEAM DRAGON 324)が先行するも、DRAGON(TEAM DRAGON 324)が8周目にトップに浮上。そのまま逃げ切り、第5大会での3連勝を飾っている。 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会 第15戦決勝結果 Pos./No./Class/Driver/Car/Laps/Grid 1/50//小出峻/HFDP WITH B-MAX RACING/18/1 2/1//K.フレデリック/Pilot ONE Racing with B-MAX/18/2 3/38//小林利徠斗/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/18/3 4/36//野中誠太/PONOS Racing TOM’S 320 TGR-DC/18/4 5/2//荒尾創大/HFDP WITH TODA RACING/18/6 6/35//中村仁/モビリティ中京TOM’S 320 TGR-DC/18/5 7/60//伊東黎明/LMcorsa OTG 320/18/9 8/51//荒川麟/B-MAX RACING 324/18/7 9/37//古谷悠河/Deloitte. HTP TOM’S 320/18/8 10/30/M/DRAGON/TEAM DRAGON 324/18/10 11/13/M/藤原誠/TEAM DRAGON 324/18/13 12/8/M/清水康弘/GNSY 324/18/11 R/4/M/今田信宏/JMS RACING TEAM/DNS/12 天候:曇り 路面:ドライ ファステストラップ:小出峻(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'24.658 2/18 [オートスポーツweb 2024年09月15日]