県議会6月定例会 総額約28億円の補正予算案を可決 鹿児島
鹿児島放送
県議会6月定例会は総額28億円余りの一般会計補正予算案などを可決して閉会しました。 県議会6月定例会は、18日の最終本会議で総額28億円余りの補正予算案を可決しました。 任期中最後の県議会となった塩田知事は、閉会の挨拶で県警の不祥事について「誠に遺憾」と述べ、早期の原因究明を求めました。 【塩田知事】 「県警察は県民の信頼を一日も早く回復できるよう、公安委員会の指導の下、一連の不祥事の原因究明を早急に行うとともに、抜本的・網羅的な再発防止策に徹底して取り組んで頂きたい」 県警の不祥事を巡り、県議会では強い調査権限を持つ百条委員会の設置を野党会派の県民連合が提案しています。 これに対し、最大会派の自民党県議団は― 【自民党県議団 西高悟 会長】 「たくさんの意見が出されたと。否定的な意見はほぼなかったと記憶している。(県議団の)みなさんから意見をいただき、最終的にどうしていくのかということになる」 自民党は来月10日の団総会で設置の可否を判断する考えです。 ※西高氏の「高」は「はしごだか」