初めての“夏休み”で充電完了 鈴木愛はディフェンディング大会
◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前(1日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6568yd(パー72) 【画像】激ヤセに成功した元賞金女王がこちら 2週前の「大東建託・いい部屋ネットレディス」をスキップ。プロ12年目の30歳・鈴木愛はシーズン期間中に「しっかりした休養を入れるのは初めて」という3週間の休みを挟んでディフェンディング大会に乗り込んだ。 「前半戦からあまり休まずに来たし、体力的にしんどかった。無理をしても後半戦に気持ち的に疲れちゃうと思った」のが休養の理由。6月メジャー「全米女子オープン」翌週からも休むことなく5試合をプレーした。暑さ対策も兼ねた、ちょっとした“夏休み”だ。 この3週間はクラブをほとんど握らず、3泊4日の韓国旅行も組み入れた。「韓国料理が好きなので食べたかったのと、ショッピングで洋服を見るのが好きなので」と近場の異国でリフレッシュ。「しばらくゴルフをしていなかったので感覚的にズレがある」という違和感をぬぐい切れていないものの、心身ともに「充実はしています」と表情は明るい。
昨年大会は3日間ノーボギーで回り切り、後続に3打差をつける完勝。「好きなコース」での大会連覇へ期待も高まるところだが、当の本人は適度に肩の力が抜けている。 「優勝できたら理想ですけど、ゴルフをやっていなかったし、あまり理想は高く持たずに。地に足をつけて、ゴルフを楽しみながらラウンドできたらいいと思う」。初めての長期休養が、果たして吉と出るか。(北海道北広島市/塚田達也)