「幅というより芝生の方が」 1アシストのサッカー日本代表DF町田浩樹、縮小ピッチに言及。2点目については「練習通り」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。この試合でも3バックの左を務め、チームの2点目をアシストしたDF町田浩樹が得点や失点シーン、ピッチコンディションについて言及した。 最終ラインから、左足で角度のある縦パスや一発のサイドチェンジなど、ここまで効果的な配球で攻撃に貢献していた町田。この試合では長身を活かし、前半アディショナルタイムのゴールをお膳立てした。伊東純也が蹴ったCKをニアサイドで頭で逸らすと、ファーサイドで待ち構えていた板倉滉が飛び込んでゴールを記録した。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 町田はアシストを記録したシーンを「もう練習通りで、練習の時は逸らしてファーに流れたところに誰もいなかったんですけど、しっかり滉君があの時来てくれた」とデザインされたものだったと述べた。さらに「もう本当にスカウティング通りで、ただマークがだいぶタイトだったんで、いかにそのマークを外すかを考えて、うまく外せた」と手応えを口にした。 普段よりも幅が狭いピッチだったことに対しては「やりにくかった。幅というより、芝生の方が」と明かし、「ドリブルもやっぱ両サイド(の選手)がだいぶ引っかかって、足元に入っていた。最初、僕のサイドチェンジが大きくなったのとか、多分本当は通ってたんだろうなって感じた。だいぶ乾いていたし、ハーフタイムに水は撒いてないと思うが、雨が降ってきてだいぶ良くなった」と異例の環境下での一戦について語った。 加えて、初めて最終予選で流れの中から失点を喫したシーンに対しては「ウイングが戻りきれないところを使われたなっていう印象」と指摘し「左サイドからできるだけ右サイドに変えさせたくなかったなっていうのと奪われ方。あと、奪われた後のあの守備っていうところで、やっぱりウイングバックが高い位置取ってるんで、そこは狙ってくると思うんで、修正しないと」と攻撃ではウイングバックの位置が高い分、厚みを持たせられるものの、守備時のネガティブな面を突かれた失点シーンについて説明した。 (取材:加藤健一【中国】 文・構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部