実はApple Watchで“クルマを停めた位置”も分ります。「コンパス」アプリの便利ワザ3選
3. 往復する前提で、道を進む
最後は、「歩いていく道を、途中で引き返して戻ってきたい」という場面で使える機能です。「バックトレース」といいます。 こちらの使い方も超シンプル。右下のアイコンをタップし、「経路を記録」をタップするだけです。 あとは歩いていき、折り返し地点に来たらもう一度右下のアイコンをタップして「経路をたどる」をタップしましょう。 ただし、このとき「経路を削除」ボタンがすぐ近くにあるので、誤操作には要注意。うっかりタップするとルートが消えます。こうしたデザインはどうしたものか…とは思いますが、機能自体は便利なので、アウトドアシーンで使いたい場合には、押し間違いに気をつけながら操作しましょう。 また、アウトドアシーン以外でも、旅行先の散策や、初見コースの屋外ランニングなどで使うと、マップを確認する手間が省けると思いますよ。 Apple Watchのベテランユーザーでも、意外と「コンパス」アプリは使っていないという方も多いのでは。しかし、本稿で紹介したように、駐車中の車両捜索やウェイポイントの設定などは、使い方によっては日常生活でも便利なことがあります。気になる使い方をメモしておき、時間に余裕があるときに、ぜひ試してみてください。
<文/井上 晃>