焼酎もカツオも…関係人口増のカギはファン獲得 耕作放棄地から焼酎プロジェクト始動 鹿児島
(ソラシドエア客室乗務員)「試飲したものを買った。おいしかったので親と一緒に飲む」 (ソラシドエア 高橋宏輔社長)「ここでしか買えないものに弱い」 草刈りに参加した50人のほとんどが枕崎市に泊まりました。 枕崎と言えば「カツオ」。交流会には名物の「わら焼き」も登場しました。 (水産会社経営 板敷祐弥社長)「枕崎のカツオは鮮度が命なので、地元で食べるのが一番うまい」 あっという間に打ち解ける人も。 耕作放棄地の再生から走り出したプロジェクト。焼酎が完成したあともさまざまな人を巻き込み、人を呼び込みたいと話します。 (ソラシドエア 高橋宏輔社長)「最近は二拠点居住やワーケーションとかいろいろな動きが出ているが、航空会社にとってもすごく大事なこと。乗ってもらうことが増える」 (枕崎市 前田祝成市長)「関わる人が増えてくるのは我々にとっても非常にプラス。新たな化学反応に期待したい」 人口減少に歯止めがかからない中、注目される関係人口。 今後は出来上がった焼酎をふるさと納税の返礼品にすることや、焼酎造りを通した滞在型の観光体験ツアーも計画されていて、広がりが期待されています。
南日本放送