ウイングアーク1st、電子帳票基盤「invoiceAgent」を強化し月間数十万通規模の大規模配信に対応
ウイングアーク1st株式会社は、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」において、配信機能や受取機能の強化を実施し、11月16日より提供開始すると発表した。 【画像】配信側の管理画面イメージ invoiceAgentは、請求書、支払通知書、注文書、納品書など、さまざまな企業間取引文書の電子化と配信・返信を可能にする電子帳票プラットフォーム。 今回の機能強化では、まず、大企業から多くリクエストされていたという、複数の顧客にまたがった月間数十万通規模のデジタル帳票による配信を、一括で運用可能になった。また、配信先情報や組織情報の連携をファイルで行えるようにしたことで、大量の取引先の登録、組織変更時の反映も簡易に行え、管理の負荷を省力化できるとのこと。 さらに今回は、配信側に向けた管理・取引画面「Transaction Designer」を新設し、注文書、注文請書、納品書や仕入明細など、商取引に必要な帳票をスムーズに管理できるようにした。帳票の配信だけではなく、配信前に承認フローを設定でき、取引先からの受信帳票に対する返信や承認リアクションの付与も可能となっている。加えて、ユーザーごとに閲覧権限や操作権限を設定できるので、管理者は管理画面上で全ユーザーのリストを作成・確認して、帳票の送受信の管理を包括的に行えるとしている。
クラウド Watch,石井 一志