「男の日傘って実際どう思う?」モノ系メディア編集者とスタイリストが改めて考えてみた
&GP編集若澤(以下若澤):いやー相変わらず暑いですね。Tシャツに短パンだけじゃ耐えられなくなってきました。そういえば、日傘を使う男性が少しずつ増えてきましたね。 【アイテム画像を詳しく見る】 スタイリスト宇田川(以下宇田川):そうだね。昔はほとんど見かけなかったけど、最近は特に暑いせいか、街中でもちらほら見かけるようになった印象だね。 若澤:実際のところ、男性が日傘を使うことについてどう思いますか? まだまだ抵抗感のある人も多いような気がしますが。 宇田川:個人的にはめちゃおすすめしたい! 日差しから肌を守ることは老若男女問わず大切だし、事実日陰にいるだけでかなり涼しくなるからね。 若澤:メリットを考えればたしかにそうなんですけどね…。ただ、いざ使おうにも、そもそも日傘を使ったことがないから選び方がわかりませんし、ぶっちゃけどんなデザインがあるのかもイマイチわかっていないのが現状です。
【ポイント】雨対策と日差し対策を兼ねる“晴雨兼用”タイプが狙い目
宇田川:“晴雨兼用”がおすすめかな。あとは長傘タイプではなく、持ち運びしやすい“折りたたみ”というのも大事。 若澤:なるほど、折りたたみタイプだと、いかにもな感じがありませんね。ちなみにこの傘って宇田川さんの私物ですか? 宇田川:そう。僕が普段使っているのはユニクロの「UVカット コンパクトアンブレラ」ってやつ。男性が持っていても違和感ないシックなカラーが気に入っているんだ。 若澤:ユニクロに晴雨兼用傘なんて売ってたんだ…。しかもめっちゃしっかりしてる。 宇田川:そうそう。シンプルなデザインで色もカーキやベージュ、ネイビーとか男性が使いやすい色が揃ってるんだよね。このカーキはちょっとミリタリー調の雰囲気もあってお気に入り。 若澤:この色好きだなー。僕のカーゴパンツとも合ってますし(笑)。 宇田川:そうそう。日傘をファッションの一部として楽しむのも大アリ。たとえば、普段着ているスーツの色に合わせて傘の色も黒とかネイビーにしてみるとかね。 若澤:開くと意外と大きいんですね。僕は普段リュックを使っているから、大きさも大事だなあ。 宇田川:この折りたたみ傘は親骨が55cmなんだけど、大きすぎず小さすぎず絶妙なサイズ感に仕上がっているね。 若澤:ちなみに親骨ってなんですか? 宇田川:親骨っていうのは、傘の生地にそって伸びる骨のこと。開いたときの傘のサイズを参考にする部分。あくまでも目安だけどね。 若澤:そもそもの話になっちゃうんですが、傘を持ち歩くのがめんどくさいなっていうのもあって。そこのところ、どうしてますか? 宇田川:カバンのサイドポケットに常備してるかな。今時期はゲリラ豪雨対策にもなるし。で、「ちょっと暑すぎるな」というときには日傘として使う。そんな軽い気持ちで良いと思うよ。 若澤:なるほどー。なんだか、日傘を使うことに対して勝手にハードルを上げていたかも。話していて気が楽になりました。 宇田川:それは良かった。ちなみに、ユニクロ以外に、傘専業ブランドはもちろんのこと、アウトドアブランドの日傘も人気。自分の好きなブランドから選ぶっていうのも良いかもね。