ヤマハ新型125ccで一番足つきが良いのは?「YZF-R125、MT-125、XSR125」3モデルを実車で比較
ヤマハ YZF-R125
■足つき シート高は815mmで、3車中もっとも高い数値だが、シート前方が絞り込まれており、両足接地でカカトまでしっかりつく。 ■ライディングポジション 3車の中で唯一の低いセパレートハンドル。シートとステップの位置関係はスーパースポーツらしいものだが、ハンドルはやや絞り角がキツく、左右の間隔が狭く感じた。 ■シート形状 スリムに絞り込まれたシートはスポーツ性重視で左右への体重移動がしやすい。リヤシートはキー操作で外すことができ、シート下にはわずかながら収納スペースがある。 ■主要諸元 エンジン 水冷4サイクル単気筒OHC4バルブ ボア・ストローク52.0×58.7mm 排気量124cc 圧縮比11.2 燃料供給装置フューエルインジェクション 点火方式トランジスタ 始動方式セル 性能 最高出力11kW(15ps)/1万rpm 最大トルク12Nm(1.2kgm)/8000rpm 変速機 6段リターン 変速比:1速2.833 2速1.875 3速1.363 4速1.142 5速0.956 6速0.840 一次減速比3.041 二次減速比3.714 寸法・重量 全長2030 全幅725 全高1135 軸距1325 シート高815(各mm) キャスター25°30′ トレール88mm タイヤF100/80-17 R140/70-17 車両重量141kg 容量 燃料タンク11L エンジンオイル1.05L 車体色 ブルー、ダークグレー、ブラック 価格 51万7000円
ヤマハ XSR125
■足つき シート高はMT-125と同じ810mmだが、両足接地では足の裏半分ほどが浮く。MT-125と比べると、平らなシート形状のため、足が開いてしまうせいだろう。 ■ライディングポジション 高さはMTとほぼ一緒だが、幅がやや広いバーハンドルのXSR125。シートの着座位置はMT-125より若干後ろとなり、その分、上体はごく緩い前傾姿勢となる。 ■シート形状 タックロールのシートは着座ポイントの自由度が高いフラットな形状。ライトブルーの車体色はシートの色がブラウンとなるが、その他の車体色ではブラックになる ■主要諸元 エンジン 水冷4サイクル単気筒OHC4バルブ ボア・ストローク52.0×58.7mm 排気量124cc 圧縮比11.2 燃料供給装置フューエルインジェクション 点火方式トランジスタ 始動方式セル 性能 最高出力11kW(15ps)/1万rpm 最大トルク12Nm(1.2kgm)/8000rpm 変速機 6段リターン 変速比:1速2.833 2速1.875 3速1.363 4速1.142 5速0.956 6速0.840 一次減速比3.041 二次減速比3.714 寸法・重量 全長2030 全幅805 全高1075 軸距1325 シート高810(各mm) キャスター25°30′ トレール88mm タイヤF110/70-17 R140/70-17 車両重量137kg 容量 燃料タンク10L エンジンオイル1.05L 車体色 ライトブルー、シルバー、ブラック、オレンジ 価格 50万6000円(税込) まとめ●上野茂岐 写真●山内潤也