【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、対戦相手の体重超過に「なんか残念って感じ。正々堂々と戦えるようにこの2カ月間頑張って追い込んできていたので」
2024年10月12日(土)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5』(U-NEXT配信)の前日計量が、11日(金)都内にて正午より行われた。 【写真】記者会見前の再計量でパスしたぱんちゃんは安堵の表情に 第7試合で対戦する、初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者ぱんちゃん璃奈(フリー)は48.05kgでわずかに50グラムオーバー。「すぐに落としてきます」と約10分後に再計量を行って同じ48.05kgだったが、記者会見前に3度目の計量を行いリミットちょうどの48.0kgで無事パス。 会見では「一発目が50グラムオーバーですいません。すぐに落とせたのでホッとしています。明日は新しいチームを組んできたのでその成果を見せたいと思っているんですけれど、対戦相手が現れないので…大丈夫ですか? 私は(試合を)するつもりでいるので対戦相手を待ちたいと思います」と一度目の計量でパス出来なかったことを詫び、新しいチームでやってきたことの成果を発揮したいと話した。 わずか50グラムでもオーバーするのは珍しいが、48kgでもキツくなっているのかと聞かれると「今年は47.5kg、49.5kg、48.0kgでやってきて今回も48.0kgで。いろいろな階級でやっているんですが、50グラムはすいません。いつも48.0とか47.5kgとかギリギリを目指しているので、50グラムは(計量までに)いけるかなって思ってしまった部分があり、ちょっと誤差でした。まだ大丈夫です」と、ちょっとした過信で48kgがキツくなったわけではないと説明。 この時点でまだ計量に現れていなかった対戦相手の美伶(WARRIOR OSAKA)については「ダメかもしれないけれど、オーバーしていても私はやりたいと思っているんですけれど…どれくらいオーバーなのかなっていう。2kg以上オーバーとは聞いたので、私も死ぬ気で頑張ったのでもうちょっと頑張って欲しいなと思いますね。私も死ぬ気で落としてきたので」と、相手が体重オーバーしていても試合はやりたいとの意志と、もっと頑張って落とせるだけ落としてほしいとの希望を口にする。 相手が計量をパス出来ないかもしれない。その心境について「軽くですけれど、私が朝の水抜き中に聞いて。相手が厳しいかもって連絡をいただいて。相手がオーバーしているのはプロで20戦してきて初めてのことなので…。相手がオーバーしても試合を観に来てくださる方がいるので私はやるつもりですけれど、限度があると思うので。あれくらい大口を叩いているのだったら、2kg以上オーバーはおかしいと思うんですけれど、自分も減量しているのでキツいのは分かるんですけれど、こっちも真剣に落としているので実現できるように落として欲しいなと思います」と、祈るような気持ちだと吐露。 「怒りはないですよ」とも言うが、「あんなに言ってて(※ぱんちゃんを挑発していた)落とせないのかって。なんか残念って感じですね。本当に明日の試合を楽しみにしていて明日のリングに懸けていたので。正々堂々と戦えるようにこの2カ月間頑張って追い込んできていたので。ギリギリの急なオファーでもないのでもうちょっと出来たんじゃないのかなとは思います」と残念そうな表情で語った。 試合では何を見せたいかとの質問には「前回の試合から3カ月半なんですけれど、全然変わったなっていう。あまり試合前なので言えないんですが、戦い方を変えたのでそこを見て欲しいと思います」と、前回の試合から戦い方に大きな変化があるところを見て欲しいと話している。 会見終了後に対戦相手の美伶(WARRIOR OSAKA)の計量が行われ、2.5kgオーバーの50.5kg。計量リミットの14:00の時点でも2.35kgオーバーで計量をパス出来ず。①第1R、美伶選手は減点2から試合開始。②ぱんちゃんは6オンス、美伶は8オンス着用のグローブハンデとなる(本来は双方とも6オンス)。③美伶はファイトマネーから30%減額、そしてぱんちゃんが勝利した場合のみ試合成立となり、公式記録とし、美伶が勝利した場合はノーコンテストとなることが決まった。
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