Yoshi's CUP

西岡良仁と出場選手[画像/tennis365.net]

男子テニスで世界ランク69位の西岡良仁が主催する第4回「Yoshi's CUP」は15日に決勝が行われ、川西飛生が岡部世奈を6-0, 6-1で破り優勝を飾るとともに、2連覇を達成した。西岡は閉会式で今大会を振り返るとともに、来年大会の優勝者への活動支援金を500万円に増額すると発表した。 【 錦織圭「日本、ジュニアは強いのに…」】 この大会は、本気でプロを目指す子どもたちのために西岡が発起人となってスタートし今年で4回目の開催。16歳以下のジュニア選手8名を招待して行うもので、入賞者にはジュニア選手大会としては異例の活動支援金を提供し、海外でプレーするためのサポートを行う。 大会初年度は100万円だった優勝者への活動支援金は年々増額され、今大会は400万円となっている。初代優勝者は松岡隼、第2回王者は前田透空、第3回王者は川西飛生。 同大会は1日目に8選手が2グループに分かれたラウンドロビン（総当たり戦）を行い、決勝トーナメントに進出する4選手が決定。2日目には準決勝・決勝とラウンドロビンで敗れた4名が対戦する順位決定トーナメントが行われる。試合は決勝のみ3セットマッチで行われ、その他の試合は1セットマッチで行われる。 14日に行われたラウンドロビンの結果、前回王者の川西、奈良恒輝、岡部世南、渡邉栞太の4選手が15日の決勝トーナメントに駒を進めた。 この日の準決勝では川西が渡邉を6-4で、岡部が奈良を7-6 (7-5)で破り決勝に進出。決勝では川西が岡部を6-0, 6-1で下して優勝を飾った。 西岡は閉会式で今大会を振り返った。 「第4回目に向けてたくさん準備をしてきたこのYoshi's CUPが、こうやっていい形で終われたことに心から感謝をしております。今年は支援金を400万円に上げて、そしてIMGアカデミーへのトレーニング招待や他にもいろいろと追加しました」 「毎年みんなが成長しているのを見れるのは僕も含めて、運営のみんなでとても楽しみにしています」 「この大会を通じてたくさんの経験をしてもらい、そしてここからどんどん世界に羽ばたいていってもらって、僕はツアーで待っています」 「最後に、来年は（活動支援金を）500万円まで上げる予定となっております。大きい金額を用意して来年みんなを待っています。頑張ってください」 【順位】 優勝 川西飛生 準優勝 岡部世奈 3位 奈良恒輝 4位 渡邉栞太 5位 戸邉悠真 6位 川口孝大 7位 大垣心太郎 8位 柳宏優 【報奨支援】 優勝：400万円の活動支援金・UCHIYAMA CUP本戦WC・SBCドリームテニス国際大会本戦WC・マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート・栄養士サポート1年間・IMGアカデミートレーニングキャンプ 準優勝：UCHIYAMA CUP予選WC・マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 3位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 4位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 5位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 6位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 7位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 8位：マグナメソッドオンライン英会話1年間サポート 西岡賞：岡部世奈 50万円の活動支援金・IMGアカデミートレーニングキャンプ ※西岡が独自の目線で選定