【日本ダービー】皐月賞馬ジャスティンミラノ2着に敗れる 史上8頭目の無敗2冠の夢散る
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] 【写真】ダービーを制し笑顔でジャンプする横山典 26日、東京競馬場で3歳馬の頂点を決める第91回日本ダービー(芝2400メートル)が行われた。 デビュー3連勝で皐月賞を制した1番人気ジャスティンミラノ(牡・友道)は2着。道中好位外の3、4番手から直線末脚を伸ばしたものの、内からするする伸びた勝ち馬ダノンデサイルに届かずに終わった。 同馬は2歳戦が実施されるようになった1946年以降で最少タイとなるキャリア3戦目でクラシック第1冠をV。ここまで順調に歩みを進めていたが、2020年コントレイル以来、4年ぶり史上8頭目となる無敗の2冠馬の夢ははかなく打ち砕かれた。 これまで日本ダービーの最高着順が2着(2回=2018年エポカドーロ、2019年ダノンキングリー)だった戸崎圭。10回目の挑戦で初めて1番人気に支持されたものの、残念ながら初制覇ならず。ちなみに、これまで地方競馬からJRAに移籍して日本ダービーを勝った騎手は安藤勝己元騎手(2004年キングカメハメハ)、内田博(2010年エイシンフラッシュ)、岩田康(2012年ディープブリランテ)の3人。 現役最多ダービー3勝の友道調教師は、尾形藤吉元調教師の8勝に次ぐ歴代単独2位の4勝目を狙っていたが、その記録は来年以降に持ち越しとなった。
東スポ競馬編集部