【函館スプリントS】ウイングレイテスト視界良好 唯一の減点1 2回目重賞制覇へデータも後押し
「函館スプリントS・G3」(9日、函館) 北の大地で、夏を告げる短距離戦が幕を開ける。データからはウイングレイテストがイチ推し。昨年のスワンS以来となる重賞Vへ力が入る。 ▼傾向(過去10年) 06年から始まったサマースプリントシリーズの初戦。19年は禁止薬物騒動により6頭が競走除外となり、7頭立てで行われた。21年は札幌で施行。 ▼人気 1番人気〈2・1・3・4〉 2番人気〈0・2・0・8〉 3番人気〈3・0・1・6〉 4番人気〈1・1・2・6〉 5番人気〈2・1・0・7〉 ▼所属 栗 東〈6・9・5・75〉 美 浦〈4・1・5・41〉 ▼ステップ 桜花賞〈3・0・0・4〉 高松宮記念〈2・0・2・22〉 オーシャン〈1・1・0・4〉 京王杯SC〈1・0・2・6〉 OP競走〈2・5・2・55〉 準OP〈1・1・1・9〉 勝ち馬7頭が芝1200~1400メートルの重賞、もしくは桜花賞から参戦。 ▼前走内容 勝ち馬8頭がVか、負けても0秒8差以内だった。また、同7頭が6番人気以内だった。 ▼性齢 3歳馬〈3・2・2・12〉 4歳馬〈3・2・4・17〉 5歳馬〈3・2・2・38〉 6歳馬〈0・3・0・26〉 7歳以上〈1・1・2・23〉 3勝マークの3~5歳馬が中心。また、3歳馬は馬券に絡んだ7頭中6頭に重賞V実績があった。〈3・3・5・41〉と牝馬の活躍が目立つ。 ▼重賞実績 勝ち馬7頭にVがあった。 ▼決め手 逃 げ〈3・1・0・6〉 先 行〈3・4・2・27〉 差 し〈3・3・5・45〉 追 込〈1・2・3・38〉 勝ち馬7頭が前走の4角を5番手以内で通過していた。 ▼注目馬 全項目クリアはなし。ウイングレイテストが唯一の減点1となり、データからは昨年のスワンS以来の重賞Vへ視界良好だ。(記録室)