【大分】12月県議会 三郎丸橋工事費など補正予算に計上
大分朝日放送
12月定例県議会が開会し、台風10号の災害復旧費や日田市の三郎丸橋を架け替える補正予算案などが提案されました。 佐藤知事は約99億5000万円の一般会計補正予算案を含む13議案の提案理由を説明しました。 (佐藤樹一郎知事) 「道路や河川、砂防・治山施設などの本格復旧については年内に災害査定を終え、工事の発注を急ぎます。農地等の復旧についても、可能な限り来年の作付けに間に合うよう、市町を支援していきます」 補正予算案には、8月の台風10号で被害を受けた道路や河川、農業用施設などの復旧費用95億3千万円余りのほか、日田市の国道386号に架かる三郎丸橋の一部が大雨で崩れたことを受け、橋の架け替えや川の幅を広げる工事費用などおよそ4億2000万円が計上されています。 また豊後大野市にある県立農業大学校で6月、牛から搾った生乳に洗浄水が混ざり、県酪農業協同組合と九州乳業が商品を廃棄したことを受け、あわせて約1940万円の損害金を支払う案も盛り込まれています。 定例県議会の会期は27日から12月13日までの17日間で一般質問は12月4日から3日間が予定されています。