話題のコンテストが今年も開催!『まいど大阪 秋の車音祭2024』注目車レビュー Part1
システム中で目に止まったのが今、話題のオットキャストをセット。純正(ディスプレイオーディオ)との接続によりYouTubeなどの動画再生ほか音楽ストリーミングも可能としている。 デジタルシグナルプロセッサーはBLAX DSPでパワーアンプはクワトロリゴ・へリテージ2、 ARC オーディオ・KS 300.2などのユニットはリアラゲッジ床下の収納スペースを利用しスマートに纏める。プロインストーラーが手がけるマルチ3ウェイ+サブウーファー構成の実力はハイレゾ音源の特徴であるワイドレンジ&ダイナミックな音源を十分に引き出していて、もちろんコンペの課題曲を端正に鳴らす。繊細であり、時として力強いサウンドを放ち、ご満悦のよう。
●ダイハツ コペン(オーナー/竹田昌史さん)by イースト
ダイハツ『コペン』のオーナー竹田さんはCクラスにエントリー。長年、ドレスアップ、走り、そしてカーオーディオと拘りを持って楽しんでいるようで3年前、ホンダ『CR-Z』からコペンに乗り換えを機にシステムを刷新。
軽スポーツカーという性格上、限られた空間であるが好きなJPOPをいい音で聴きたいという思いから、プレーヤー機能を装備する8chアンプ内蔵型DSP、コールドホルン・A5Proを搭載。一方、スピーカーはマイクロプレシジョン5シリーズ(5.16セパレート2ウェイシステム)をセレクト。あと最低域を補うため、カロッツェリアのパワードサブウーファー(小型のもの)を左右1つづダッシュ奥に装着。コールドホルン・A5Proにある音源ファイルはナビと連結されており曲名/アーティスト名が表示されるので視認性、使い勝手がよく、車の機能をスポイルしないシステムが出来上がる。
●トヨタ アルファード(オーナー/鈴木元秀さん)by レジェーラ
念願のトヨタ『アルファード』を昨年購入した鈴木さん。ハイクラスなコンポーネントを導入して高音質と高音場再生を実現。通勤時、好きなJ-POPほかクラシックも聴くという。
スピーカーはカロッツェリアでまとめていてTS-Z1000RSとTS-S1000RSとの3ウェイ構成にTS-W1000RSサブウーファーを一発搭載。リア床下のクリアランスを有効に使いカロッェリア・RS-A09X/RS-A99X、ほかクワトロリゴ・プレシジョンONEパワーアンプをセット。一方、送り出しはハイレゾ対応のオーディオプレーヤー機能を備えるザプコ・HDSP-Z16V AD8Aとデジタルオーディオプレーヤーほかアイバッソ・DX300MAXのコンビにより多様なファイル再生を可能にしている。システムのお気に入りのところを尋ねるとツイーターとスコーカーのレイアウト/位置関係が秀逸で左右幅を活かしたステレオイメージの創出とリアル感が味わえるという。ミニバンの利便性と損なうことなく、スマートにシステム化したところも素敵だ。
レスポンス 永松巌