サウジで中東呼吸器症候群 今年5人目、50代前半の男性
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は2日、サウジアラビアで50代前半の男性が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染したと発表した。現在は回復している。同国で今年、MERS感染が報告されたのは死者4人を含む5人目。 【画像】重症呼吸器感染症の情報を集める仕組み
WHOによると、男性は主な感染源とされるラクダに接触しておらず、医療従事者でもない。検査結果が出る前にパキスタンに渡航していたが、パキスタンで感染例は確認されていない。WHOは国際的、地域的な感染リスクを中程度と評価した。