センバツ甲子園 大島初戦は明秀日立(茨城) 大会5日第2試合 ナイン意気込み /鹿児島
18日に開幕する第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が4日、オンラインで開かれた。大島は大会第5日第2試合で、昨秋の関東大会を制した明秀日立(茨城)との対戦が決まった。 武田涼雅主将(2年)は、明秀日立の印象を「関東大会で優勝している投打ともにバランスの取れたいいチーム」と語り「しっかり目の前の相手に集中して、まず初戦に勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。 学校でインターネット中継を見たエースの大野稼頭央投手(同)は「どのブロックに入っても相手は強豪だらけ。自分たちの野球を貫くことは変わらない」と笑顔。西田心太朗捕手(同)は「島の人への感謝を忘れず、エンジョイング・ベースボールの精神で戦いたい」と活躍を誓った。【白川徹、神田和明】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇明秀日立 茨城県日立市の私立校。1925(大正14)年に助川裁縫女学院として開校し、48年に日立女子高と改称。96年の男女共学化に伴い、法人名を「学校法人明秀学園」、校名を「日立高」に変更した。現在の校名になったのは2000年から。建学の精神は「明るく、清く、凜々しく」。校訓は「至誠、敬愛、自律、勤勉、協力」。全日制と通信制があり、全日制には生徒の方向性に合わせた複数のコースがある。野球部は1996年創部。2012年に青森・光星学院(現・八戸学院光星)を春夏8度の甲子園に導いた金沢成奉監督が就任し、18年にセンバツ初出場を果たした。