「より多く打ちたいと言うなら上位の方で」次戦は阪神コンビ起用を示唆 侍ジャパン・井端監督
◇侍ジャパン宮崎秋季キャンプ2023 練習試合 巨人1-0侍ジャパン(10日、SOKKENスタジアム) 【画像】鋭い打球をダイビングキャッチした侍ジャパン・門脇誠選手 井端弘和新監督の下、初の練習試合となった侍ジャパン。敗れたものの投手陣は、赤星優志投手(巨人)、隅田 知一郎投手(西武)、早川隆久投手(楽天)、横山陸人投手(ロッテ)の4投手のリレーで1失点。打線は無得点に終わったものの、久しぶりの実戦の選手が多い中の7安打が生まれたことを新監督は評価しました。 「どんどん打たしていったんですけど、ヒットもそこそこ出て、いい当たりを打っている選手は結構いた。このまま状態を上げていければいいのかなと思います。(特にこの日2安打の)藤原恭大選手(ロッテ)は振れているなと感じました。結果もそうですし、簡単に追い込まれてもフルカウントまで持っていって勝負できていったところは素晴らしかったなと思います」 この日、38年ぶりの日本一に輝いた阪神の佐藤輝明選手と森下翔太選手も合流。12日の広島との練習試合に向けては「彼らとは相談しながら、打順はある程度固まっているんですけど、より多く打ちたいと言うなら上位の方で出そうかなと思っています。初日のスイングを見ると、森下選手は振れていますし、佐藤選手も徐々にスイングが鋭くなっていったので何も心配してないです」とコメント。 この日の巨人戦ではサインを出さないで試合を行った井端監督。次の試合では「本番を想定しながら、実戦に近い形でいけるんじゃないかな。できれば勝てればいいかなと思います」と話しました。