"儲からない"農家の救世主に?注目集まる『付加価値米』とは…パラパラ&もっちり「プリンセスサリー」は2倍の価格!隠岐島の「藻塩米」はどうやってつくる?
◆新米アナ「プリンセスサリー」の味と食感リポート
パラパラでもっちりの独特の食感がカレーやチャーハンなどの料理に合うため、飲食業界からの注文が増えているといいます。そのため、通常のお米と違って、倍近くの価格で直接買い取ってくれるのです。 (河西美帆アナウンサー)「口に入れた瞬間に、香ばしい匂いがします。食感が2度楽しめるのがいいですね。パラパラして、噛んでいるうちに、もちっとしてくる」 国産長粒米の食感は、パエリアにもぴったりだといいます。 (河西美帆アナウンサー)「めちゃくちゃ美味しい。お米がパラっとしているので形は崩れない。でもプリンセスサリー特有の日本米のもちっと感もあるので、噛めば噛むほど味も染みてきて、お米ももちっとしてくる」 カフェダイニングバー313の店主・小林督治さんは、プリンセスサリーを使ったメニューにさらなる可能性を感じています。 (カフェダイニングバー313 小林督治さん)「お店に来て、特別なものを食べていただきたい。うちはカレーを出していますけど、炒め物やチャーハン、パエリアに適している」
「手間はかかりますけど、高く売れる」
付加価値米が広まれば、消費者の選択肢を広げるだけでなく、「もうからない」と言われる米農家の救世主になるかもしれないと、お米マイスターの西川さんは言います。 (西川信一さん)「少し手間はかかりますけど、少し高く売れるということもあるので、特別さという付加価値をつけたお米を作ることで、(他の農家や販売店との)競争力を高めようと。特徴があるお米を作り販売することで、生き残れるのではないか」