先週の流入額上位-「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が3週ぶりトップ
国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、及びETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて先週(2024年8月26日-8月30日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が8月5日-9日以来、3週ぶりのトップとなった。
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の先週の純資金流入額は142億円。先々週(8月17日-20日)の2位からトップに浮上した。同ファンドのほかには、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、「TTI・グローバル中小型厳選株式ファンド」、「たわらノーロード先進国株式」が先々週に続いてトップ10入りした。
先週新たにトップ10入りしたのは、「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」(愛称:健次)、「HSBC インド・インフラ株式オープン」、「ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド」。順に、2月26日-3月1日以来、7月29日-8月2日以来、6月17日-6月21日以来のランクインとなった。「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」は8月27日に決算を行い、分配金(1万口当たり、税引前)を355円とした。
一方、先々週トップ10入りしていたファンドのうち、「イーストスプリング・インド消費関連ファンド」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「野村 世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」がランク外となった。
武石謙作