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iPhoneの純正アプリの中には、時計アプリのように日常的に便利なものから翻訳アプリのようにたまに便利なものまで、便利ツール的なものもいくつか用意されています。今回紹介する「計測」アプリは、おそらく後者の「たまに便利」タイプでしょう。 【画像】「測定」アプリを開いたときの画面。測定したい対象をカメラで捉えると1cm単位で計測してくれる その使い方を今日覚えても、実際役立つのがいつになるのかはわかりません。ですがその存在だけでも頭の片隅に留めておけば、その時が来たら「そういえばこんなときこそ計測アプリ！」と思い出せるかもしれません。 計測アプリは物体の大きさ、長さを計測してくれるアプリです。いわゆるAR、拡張現実技術を使い、iPhoneのカメラで捉えた物体のサイズを1cm単位で計測してくれます。「身の回りの品をセンチメートル単位でだいたい測定できればOK」的な場面で活躍してくれることでしょう。 基本的な使い方として、以下のところだけ覚えておけば十分かと思います。 1：［測定］アプリを開くと背面カメラで捉えた映像が映し出されるので、測定したい対象をカメラで捉える。 2：画面に円の中に点が書かれたマークが表示されたら、iPhoneを動かしてその点を測定の始点にしたい場所に合わせ、画面の［＋］ボタンをタップ。 3：次に同じく計測の終点にしたい場所に点を合わせ、また［＋］ボタンをタップ。すると始点と終点の間の長さの計測結果（cm）が表示される。始点と終点をドラッグ操作で動かしての微調整も可能。 5：シャッター［●］ボタンをタップで、始点・終点・cmの表示が書き込まれた状態の写真も保存可能。くるりとした矢印のボタンでリセット。 あとカメラで映された中に四角形の物体があると、計測アプリは自動的にその四角形を認識し、点線で囲って表示してくれることがあります。その際はその四角形の枠内をタップ、するとその縦横の長さと面積が表示されます。 別にiPhoneでやらなくても巻き尺があればそれでいいという機能ではありますが、「巻き尺は手元にないけれどiPhoneならここにある」ってことは多々ありそうですよね。そんなときは計測アプリでささっと計測！です。