人気の「車中泊」、クルマ選びで欠かせないポイントは? 広い車内、フルフラット可能、AC電源の有無…ボディタイプ別におすすめの車種15選
車中泊におすすめのSUV5選
SUVで完全なフルフラットを実現できる車種は多くありません。本記事で紹介する車種でも荷室にかけて床面が下がりがちなので、マットがあると便利でしょう。しかしオフロード性能に優れ、山や海でも走りやすいです。 ▽トヨタ「カローラクロス」 ・新車価格:218.4万円~ ・中古車相場:189.8万円~445.9万円 ・全体寸法:全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mm ・最高燃費(WLTC):26.4km/L ・フルフラットでの長さ:約1885mm ・AC充電の装備:△(オプション) カローラクロスは、後部座席をたたむと約1885mmものフラットスペースを確保できます。ただし荷室にかけて床面が下がりがちなので、純正アクセサリーの「ラゲージアクティブボックス」の導入がおすすめです。荷室面までフルフラットにできます。 また、メーカーオプションでパノラマルーフも搭載できます。 ▽トヨタ「RAV4」 ・新車価格:293.8万円~ ・中古車相場:47.3万円~529.8万円 ・全体寸法:全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm ・最高燃費(WLTC):21.4km/L ・フルフラットでの長さ:約1880mm ・AC充電の装備:△(PHEVモデルを除きオプション) RAV4はミッドサイズSUVで全幅にもゆとりがあり、後部座席を倒すと大人2人が寛げるスペースを確保できます。ただし荷室にかけて床面が下がりがちなので、平らになるようマットを使用するのがおすすめです。 パワートレインはガソリン車・ハイブリッド車・PHEVと3種類あり、PHEVではAC電源を標準装備。また、メーカーオプションでパノラマムーンルーフも装備できます。 ▽日産「エクストレイル」 ・新車価格:360.1万円~ ・中古車相場:9.8万円~558万円 ・全体寸法:全長4660mm×全幅1840mm×全高1720mm ・最高燃費(WLTC):19.7km/L ・フルフラットでの長さ:約1820mm ・AC充電の装備:△(一部グレードで標準装備) エクストレイルも荷室にかけて床面が下がるものの、後部座席を倒せば殆どフルフラットになります。現行モデルは全車e-POWER搭載で燃費が良く、走りも滑らかなのが魅力です。一部グレードではAC電源も標準装備しています。 なお、エクストレイルは先代以前のモデルも車中泊に適しています。安くてオフロード性能に優れた一台を求めるなら、中古もおすすめです。 ▽ホンダ「ヴェゼル」 ・新車価格:264.9万円~ ・中古車相場:65.8万円~419.8万円 ・全体寸法:全長4330mm×全幅1790mm×全高1580mm ・最高燃費(WLTC):26.0km/L ・フルフラットでの長さ:約1530mm ・AC充電の装備:× ヴェゼルはコンパクトSUVで、後部座席を倒しても1530mm程度しかありません。しかし、身長が高い人でも斜めに寝転がれば寝られます。日常使いも重視しながら、一人で気軽に車中泊をしたい人におすすめです。 2人で車中泊をしたい場合も、2列目の足元部分に踏み台などを置けば、約1800mm程度までフルフラット空間を拡張できます。 ▽三菱「アウトランダーPHEV」 ・新車価格:499.5万円~ ・中古車相場:53.7万円~602.7万円 ・全体寸法:全長4710mm×全幅1860mm×全高1745mm ・一充電航続距離(WLTC):83~87km ・フルフラットでの長さ:約2040mm ・AC充電の装備:〇(全車標準装備) アウトランダーPHEVは、他のSUV以上に広くフラットな空間を確保できます。走行性能も優れており、おすすめの一台です。AC電源も全車標準装備で、約85kmもの距離を電力のみで走行できます。 車両価格の高さが気になる場合は、初代アウトランダーも含めて中古車を検討してみましょう。