日本ダービーは 「ドラマ馬券」で万馬券を狙え! 無敗の2冠馬が誕生か、史上4頭目の牝馬Vか...
「最も運のいい馬が勝つ」といわれる日本ダービー。そんな「競馬の祭典」を馬券名人ふたりが大胆予想! 各馬のドラマに触れながら臨時ボーナスを目指せ! ※この予想対談は本誌の締め切りに合わせて行なわれました 【画像】ふたりの日本ダービー予想 * * * ■実力だけでは勝てないレース! 穴馬予想に定評があって、地方競馬ではトリプル馬単190万馬券を的中させるなど、今年は収支が大幅プラスの競馬予想家のオオタケさん。 桜花賞、皐月賞のクラシックを連続的中させるなど、この春は予想が絶好調の競馬キャスターの守永真彩さん。そんな馬券名人ふたりが、難解な日本ダービーを大予想。まずはレースのポイントから! 守永 日本ダービーは全ホースマンの憧れのレースです。それだけに騎手や調教師の先生の思いや意気込みが重なって、毎年のようにドラマの生まれるレースなんです。 オオタケ 「ダービーは運のいい馬が勝つ」といわれるように、実力だけでは勝てないレース。あの武豊騎手でさえ、ダービーだけはなかなか勝てなかったほど。展開的には、基本的には外枠が不利です。 守永 それから3歳馬は芝2400mを走ったことない馬が多いので、その未知の部分をどう考えるかも重要。芝2000mであの末脚なら距離が延びても大丈夫とか、本番で本領発揮できそうな馬を狙いたいですね。 ――それでは本題の予想へ! 守永 私の本命はシックスペンスです。現在、無傷の3連勝中で、前走のスプリングSでは、後続に3馬身半差をつける圧勝劇! あの走りを見せられたら期待せずにはいられません。また、今年の春のGIを振り返ってみると、ヴィクトリアマイルでデビュー21年目の津村明秀騎手が、天皇賞・春ではデビュー13年目の菱田(ひしだ)裕二騎手が、悲願のGⅠ初制覇を果たしました。では、今年の日本ダービーで「悲願の初制覇」に一番当てはまる人は誰かと考えたときに、やっぱり国枝栄(くにえだ・さかえ)調教師じゃないかって。 ――ほぉほぉ。 守永 ご存じのように国枝先生は、アーモンドアイとアパパネという2頭の牝馬(ひんば)三冠馬を育てた名伯楽です。引退される日も迫ってきており、そんな国枝先生が初めてダービーの表彰台に立つというドラマを私は見てみたい! オオタケ 気になる一頭ではあるんですが、川田将雅(ゆうが)騎手に乗り替わることで過剰な人気になりそうなのがひとつ。それから、これまで負かしてきた馬が、あまり活躍できていないことも含めて、僕は無印にしちゃいました。本命はジャスティンミラノです。 ――おおっと! オオタケ 前々走の共同通信杯を勝ったときに、ダービーの本命にしようと決めました。でも、前走の皐月賞はコーナーを4回も回るし、外めの枠だったので、よくて2着までと踏んでいたら驚異のレコード勝ち。しかも、負かしたジャンタルマンタルは、次走のNHKマイルCを完勝。力は抜けていますね。