『ライオンの隠れ家』第10話は“柚留木”岡山天音回? 松本P「期待して見ていただけたら」
柳楽優弥主演ドラマ『ライオンの隠れ家』(TBS系)第10話の放送に向けて、松本友香プロデューサーのコメントが公開された。 【写真】『ライオンの隠れ家』第10話先行カット(全9枚) 本作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人と坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスドラマ。 『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)や『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)シリーズの徳尾浩司と、今作が連続ドラマデビュー作となる新人・一戸慶乃が共同で脚本を手がけている。 松本プロデューサーは先週放送の第9話について、「ちょっとビターな回」と表現していたが、放送後にさまざまな意見が寄せられそうで、「ちょっとどころじゃないというご意見を多くいただき、申し訳ございません……という気持ちです!」と告白。“怖い”と評判の橘祥吾役の向井については、「この辛い立場の役を引き受けてくださって、洸人との対峙、愛生との関係などどんな時もこのドラマ全体のバランスをみて、最大限の祥吾を演じてくださいました」と称えた。 また、第10話については「柚留木回でもあります」と明かし、「表現が難しい役にもかかわらず、それを丁寧に素敵に演じてくださった岡山さんに期待して見ていただけたら幸いです」とメッセージを送った。 松本友香(プロデューサー)コメント ●撮影裏話 先週、9話はちょっとビターな回と表現しましたが、ちょっとどころじゃないというご意見を多くいただき、申し訳ございません……という気持ちです! 私たちスタッフも撮影の中で、ペンションから小森家に戻ってきた安堵はありつつ、やっぱり洸人と美路人がライオンとシーンを交えない回なので、物語とシンクロして寂しさもあり、忍耐力が必要な回でした。 そして橘祥吾を演じる向井さんへの「怖すぎる!」というお芝居へのご感想も多くいただきましたが、この辛い立場の役を引き受けてくださって、洸人との対峙、愛生との関係などどんな時もこのドラマ全体のバランスをみて、最大限の祥吾を演じてくださいました。ライオン役の大空くんとの撮影では、待機時間もずっと一緒に遊んでコミュニケーションを取りながら、お芝居しやすい関係性を作ってくださいました。役とは真逆で、どんなときも共演者の皆さんや現場に安心感をもたらしてくださる頼もしい存在の向井さんでした。 ●第10話見どころ&注目ポイント 祥吾と洸人とライオン、3人のシーンに10話はご注目いただきたいです。 そのシーンではお芝居の中でライオンが転ぶ可能性もあったため、肘と膝にプロテクターをつけ、アクション指導さんに支えられ、プチアクションシーンデビューをしました。心情的には山場のシーンだったのですが、大空くんは柳楽さんや向井さんの動きの確認も興味津々に見ていたり、お二方の熱演に感化されとても素敵な表情をしていたり、良いシーンが撮れたと思います。 また10話は、柚留木回でもあります。柚留木のことは、脚本チーム・監督ともちゃんと向き合って最後まで描き切りたいと願っていた人物なので、柚留木への思いが詰まっていますし、表現が難しい役にもかかわらず、それを丁寧に素敵に演じてくださった岡山さんに期待して見ていただけたら幸いです。
リアルサウンド編集部