チェジュ航空社長、日本語で説明・謝罪 公式Xに「ご利用者様への発表」約400字…「責任を痛感」【全文】
韓国のLCC・チェジュ航空は29日、日本公式Xを通じ、同社旅客機の事故について、日本語で説明、謝罪した。 【画像】公式Xに投稿されたチェジュ航空の発表文、公式サイトでの謝罪も 現地メディアなどの報道によると、29日朝、タイ・バンコクから韓国南西部・全羅南道の務安国際空港に向かっていたチェジュ航空機が着陸に失敗し、壁に激突した。死傷者多数の模様。 公式サイトでは「弊社、済州航空は、務安空港での事故により影響を受けられたすべての皆様に深くお詫び申し上げます。まずは事故の収束に向けて全力を尽くします。ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」と謝罪した。 Xアカウントは黒地となり、書面を投稿。代表取締役社長のキム・イベ氏の名義で「チェジュ航空ご利用者様への発表」を日本語で記した。事故を起こしたのは「バンコク発務安行き7C2216便」で、着陸する際に火災が発生したという。 そして「何よりも、この事故により尊い命を失われた搭乗者の皆さま、そしてご遺族の皆さまに深い哀悼の意とお詫びの言葉を申し上げます」、さらに「事故の原因にかかわらず、最高経営責任者として責任を痛感しております」と明記。 その上で「私たちチェジュ航空は、一刻も早い事故の収束と、 搭乗者のご家族への支援に全力を尽くしてまいります。また、政府と協力し、事故原因の究明にも全力を尽くして取り組む所存です。改めて、この事故で尊い命を失われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、 ご遺族の皆さまに深くお詫び申し上げます」と記した。 ■チェジュ空港ご利用者様への発表(全文) まず初めに、チェジュ航空をご愛顧いただいているすべての皆さまに、心よりお詫び申し上げます。 2024年12月29日午前9時3分頃、バンコク発務安行き7C2216便が務安国際空港に着陸する際に火災が発生いたしました。 何よりも、この事故により尊い命を失われた搭乗者の皆さま、そしてご遺族の皆さまに深い哀悼の意とお詫びの言葉を申し上げます。 現時点では事故の原因を特定することは難しく、関係政府機関による正式な調査結果を待っている状況です。しかし、事故の原因にかかわらず、最高経営責任者として責任を痛感しております。 私たちチェジュ航空は、一刻も早い事故の収束と、搭乗者のご家族への支援に全力を尽くしてまいります。また、政府と協力し、事故原因の究明にも全力を尽くして取り組む所存です。 改めて、この事故で尊い命を失われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆さまに深くお詫び申し上げます。 2024年12月29日 チェジュ航空代表取締役社長キム・イベ
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