厚労省『カスハラ対策資料』を”抗議”で内容削除…ネット仰天「それがカスハラだよ」「対策が屈するって…何のコントよ」
厚生労働省はカスタマーハラスメント(カスハラ)対策に関する資料の表現が「高齢者差別にあたる」などと抗議を受けたとして、削除したという。この決断に、ネット上では違和感を指摘する声が相次いでいる。 報道によると、カスハラしやすい人の特徴として「社会的地位の高い人、高かった人、定年退職したシニア層などに傾向がみられる」と対策資料に明記してあり、これに対して「高齢者を差別しているのか」などの抗議が寄せられ、今月付で該当部分を削除したという。 20日から21日にかけてこのことがマスコミ各社から報じられると、ネット上では「もうその抗議すらもカスハラじゃないの」「この抗議こそがカスハラなんだが自覚してくれ頼む」「カスハラ対策の資料がカスハラに屈するって何のコントだよ」「笑い話みたい」「厚労省がカスハラされてる」などの悲鳴にも似た声が続々とあがった。 これらを報じたネットニュースのコメント欄では、専門家がこの決定に疑問の声をあげ、こうした圧力に屈する姿勢はカスハラを助長させかねないと懸念している姿もみられるなど、ネット上で波紋を広げている。
中日スポーツ