20年ホープフルS覇者の全弟 兄に続く新馬勝ちに向けて態勢万全
20年のホープフルSを制したダノンザキッドの全妹となるラヴァブル(牝2、栗東・松下武士厩舎)が、土曜小倉5Rの2歳新馬(牝・芝1800m)でデビューする。 【写真】ラヴァブルの全兄ダノンザキッドの軌跡 ラヴァブルは父ジャスタウェイ、母エピックラヴ、母の父Dansiliの血統。母は11年に仏G3のヴァントー賞を制し、仏G1のサンタラリ賞で3着。そして全兄のダノンザキッドは20年のホープフルSの勝ち馬。その後もマイルから中距離で活躍し、22年のマイルCSと香港Cが2着、21年のマイルCSと23年の大阪杯が3着だった。また、半兄のミッキーブリランテもオープンまで出世している。 ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。ひと追いごとに良くなっている印象で、最終追いは坂路で楽に4F54秒3-1F12秒5。態勢はほぼ万全とみていいだろう。鞍上は坂井瑠星騎手。兄に続く新馬勝ちを果たし、来春の大舞台に一歩前進となるか。要注目の初陣となる。