ヤンキース、カブスから強打ベリンジャーを獲得 米報道 テオスカー争奪戦から撤退へ 鈴木誠也のトレード話は消滅か
ヤンキースがカブスとのトレードでコディ・ベリンジャー外野手を獲得した、と17日(日本時間18日)、大リーグ公式サイトなど複数のメディアが伝えた。カブスは同外野手の来季年俸2750万ドル(約42億円)のうち500万ドル(約7億7000万円)を負担し、ヤンキースから中継ぎのコディ・ポティート投手を得るという。 ベリンジャーは17年にドジャースでメジャーデビューし、39本塁打&97打点で新人王を獲得。3年目の19年には打率・305、47本塁打、115打点をマークしてMVPに輝いた。22年オフにカブスと3年8000万ドル(約122億4000万円)保証の契約を結び、移籍2年目の今季は打率・266、18本塁打、78打点だった。 ヤンキースは自軍からFAになったソトに16年7億6000万ドル(約1163億円)の残留オファーを出したと伝えられていたが、15年7億6500万ドル(約1170億円)を提示したメッツに惨敗。外野手の補強を目指し、ドジャースからFAになったテオスカー・ヘルナンデス外野手の獲得に動いているとの情報もあった。米メディアは正中堅手だったジャッジが右翼へ移り、ベリンジャーを中堅で、ドミンゲスを左翼で起用すると予想。ヘルナンデスの獲得競争から撤退するとみられる。 一方のカブスはベリンジャーと並行して鈴木誠也外野手のトレードを画策しているとも報じられていた。アストロズとの大型トレードで強打のカイル・タッカー外野手を獲得したことで両外野手の動向が注目されていたが、鈴木は来季もカブスのユニホームを着てドジャースとの東京開幕戦を迎えることになりそうだ。