【プレビュー】最多安打レーストップの近本光司に注目、優勝M8の巨人は3位の広島と対戦、ほか | セ・リーグ | プロ野球
9月20日~21日に開催されるセ・リーグの見どころを紹介。
東京ヤクルトスワローズ vs 中日ドラゴンズ
5位のヤクルトと最下位の中日が対戦。 直近9試合で6勝3敗と好調のヤクルト。注目は今季限りでの現役引退を発表した青木宣親。今季は63試合で打率.208と本来の実力を発揮しきれずにいたが、9月18日に一軍に復帰してからは2試合連続で代打で安打を放っている。残り11試合となった現役生活、日米通算21年間のプロ生活で培った技術を目に焼き付けたい。 一方の中日は現在3連敗中。先発の小笠原慎之介はここまで22試合で防御率2.84と好投。5勝11敗と大きく負け越しているものの、4年連続の規定投球回到達まで残り6.2回としている。今季限りで退任する立浪和義監督に、一つでも多くの白星をプレゼントしたいところだ。
横浜DeNAベイスターズ vs 阪神タイガース
4位のDeNAと2位の阪神が対戦。 3位の広島を0.5ゲーム差で追うDeNAは、牧秀悟に注目。9月11日からは2番に入り、7試合で打率.433(30打数13安打)、3本塁打、6打点と打ちまくっている。Aクラス浮上へ向けて、対戦打率.346と得意の阪神戦で爆発したい。 首位の巨人と2ゲーム差で追う阪神は、リードオフマンの近本光司に注目。ここまでリーグ4位の打率.2889、同トップの152安打、同トップの18盗塁をマーク。自身3年ぶりの最多安打、3年連続5度目の盗塁王へ、そして逆転優勝へ向けてスパートをかけていきたい。
広島東洋カープ vs 読売ジャイアンツ
3位の広島と首位の巨人が対戦。 9月に入り3勝13敗と大失速、現在3連敗中の広島。2位の阪神とは4.5ゲーム差と離され、0.5ゲーム差で4位のDeNAが迫る。連敗ストップを託されるのは右腕エースの大瀬良大地だ。今季は22試合で6勝5敗と勝ち星は伸びていないものの、リーグ2位の防御率1.67をマーク。巨人戦では4試合で防御率0.76と圧倒しており、好投に期待がかかる。 引き分けを挟んで3連勝中、優勝マジックを8としている巨人。注目は4月末からリードオフマンに定着し、チームを牽引する丸佳浩。9月に入り15試合で4本塁打をマーク。18日のDeNA戦では今季3本目の先頭打者本塁打を放つなど、思い切りの良さを発揮している。この試合でもチームを勝利に導く一本に期待したい。