橋本友彦が肝臓がんステージ2で除去手術告白「藤田和之さんともう一度」 12月復帰目指す
「プロレスリングA―TEAM」は25日、プロレスや総合格闘技で活躍する橋本友彦(47)が肝臓がんのため手術を受けたことを、発表した。 橋本は2月に体調の異変を感じ、病院を受診したところ、肝臓に異常が見つかった。精密検査の結果、9月9日に肝臓がんステージ2と告知された。医師からは速やかな手術を勧められたが、「体がどうなっても、どうしても藤田さんと対戦したい」と10月3日の新木場大会で尊敬する藤田和之との3度目の一騎打ちを強行。試合は両者リングアウトになり、再試合となったが無効試合となった。 19日に、都内の病院で腫瘍の除去手術を受けた。当面欠場となるため、公表に至った。現在は藤田と再びシングルで対決するため、治療に専念している。橋本は「もう体もボロボロだし、現役も長くはできないと思いますけど、来年、もう一度藤田さんとシングルをやって、今度こそは勝ちたい」と力強く語った。 目標達成を目指し、まずはA―TEAMの年内最終興行である12月29日の千葉・オリエンタルホテル東京ベイ大会での復帰を目指す。同大会で橋本はスーパー・ライダー、雷電と組み、美月凛音、伊織、BUMSOL組と対戦する。なお、同大会ではWEWタッグ選手権(王者組=ディラン・ジェイムス&長谷川一孝VS挑戦者組=スーパー・タイガー&長嶋孝太)、WEWジュニアヘビー級選手権(王者=櫻井匠VS挑戦者=大和ヒロシ)、WEW JAPAN選手権(王者=外崎幸作VS挑戦者=清水来人)の3大タイトル戦のほか、アジャコングも参戦する。 橋本は2002年にDDTに入団後、03年大みそかの「INOKI BOM―BA―YE」では、アリスター・オーフレイムと対戦した。DDT退団後は自身のプロデュース興行「TEAM MAKEHEN」を主宰。アパッチプロレスを経て、17年2月にA―-TEAMを旗揚げ。来年4月でデビュー25周年を迎える。
東スポWEB