照ノ富士、横浜市に相撲場を寄贈 子どもに「この土俵で鍛えて」
子どもたちに相撲へ興味を持ってもらい、競技人口を増やすことにつなげようと、大相撲の横綱照ノ富士関(32)が横浜市の公園内に相撲場を建設して寄贈することを決め、市役所で8日、山中竹春市長に目録を手渡した。照ノ富士関は「この土俵で鍛えて、いずれ強い関取が横浜市から出ることを楽しみにしている」と話した。 市によると、一辺6.7メートルの正方形で中央に土俵があり、屋根付きとなる見込み。2024年度内に日産スタジアムなどがある港北区の「新横浜公園」に完成予定。山中市長は「子どもたちの交流の場、成長の場となることを願っている」と話し、謝意を示した。