都営バスの広告に心を撃ち抜かれた!? 広告に乗っかって主婦が行列する八百屋さんに行ってみた!!
■「目白」と呼ばれる一帯が広すぎる!
「下落合」は新宿区にあり、この辺りの物件はだいたい「目白」という名前がつく。サングラスがトレードマークの大物タレントが、アナウンサーとその土地に詳しい人に案内されながらぶらぶらと散策する某テレビ番組でも紹介された。 「目白」と呼ばれる一帯は、下落合の他、豊島区目白、豊島区高田、豊島区雑司が谷、文京区目白台までを含み、ものすごい広さだ。ちなみに文京区目白台は田中角栄元総理の邸宅があり、現在は田中真紀子氏が住んでいる。
■「目白」という地名は「目黒」と似ているが実は関連がある!
「青、赤、黄、白、黒」と聞くと四柱推命や漢方に詳しい方ならあっ!と思う色である。五行思想という言葉をご存知だろうか?古代中国で発祥した考え方で「この世の万物は木・火・土・金・水のエネルギーでできている」という考え方だ。「もっかどごんすい」と言ったりもする。 私が占いに用いている四柱推命もこの五行思想がベースとなっている。(生年月日(暦)も五行で表すことができ、そこからその人の性質や運勢を読み解く。)元の話に戻すと、青は木、赤は火、黄色は土、白は金、黒は水のエネルギーでできている。 赤が火なのは想像しやすいが、黒が水なのはなかなかに驚きの面白さだ。ちなみに味は酸味が木、苦味が火、甘味が土、辛味が金、鹹味(かんみ・塩味のこと)が水となる。穀物や野菜なども全て五行に分けることができる。 厳密に言うと五行だけではないが、体質に合わせた五行を口から取り入れるのが、漢方だったり薬膳だったりする。四柱推命の健康運も五行の過不足で鑑定する。少し占い師らしい話をしてみたが、五行説と陰陽道が融合したものが歴史で習った試験に出る陰陽五行説である。
■付近も観光地いっぱい
「金乗院」は、都営バス白61系統「鬼子母神前停留所」を下車して「宿坂」(しゅくざか)を下ったところにある。この辺りは急坂がたくさんあり、「宿坂」の隣の「のぞき坂」は傾斜が22%ある激坂だ。ちなみに「のぞき坂」は新海誠監督の映画「天気の子」にも登場する。 比較的、「宿坂」は緩い坂だが、坂の上り下りはちょっと…という方は、バス停から少し歩くが都電に乗り継ぐと良い。「鬼子母神前」電停から「面影橋」まで早稲田方面へ1停留場乗ると、坂はかなり回避できる。停留所も都電の停留場も同じ「鬼子母神前」なのに少し離れている。 どちらかというとバス停留所は「鬼子母神前」というよりは「雑司が谷駅前」ではないかと思うが、同名の方が乗り換えは迷わないだろうし、路線が引かれた歴史的な経緯があるのかもしれない。 「金乗院」は弘法大師ゆかりのお寺だが、近隣に同様の「南蔵院」というお寺もある。また「高田總鎭守氷川神社」もあるので足を伸ばしてみるのもおススメだ。春は神田川沿いの桜が綺麗なのでそちらも是非見ていただきたい。