1メートル超のロケット弾発射機「本物」が河川敷に放置の謎…土地柄などから浮上する“持ち主”の影
鑑定の結果『弾を発射させる機能を有している』
「銃火器発見以降、県警は科学捜査研究所や自衛隊などに協力を依頼し、殺傷能力の有無の鑑定を続けてきました。その結果、ロケットランチャーは分解していない状態で弾が装填(そうてん)されており、『弾を発射させる機能を有している』との鑑定結果が出ました。ロケットランチャーとともに発見された手りゅう弾数個の鑑定結果は不明で、拳銃数丁はいまだ鑑定中です」(同前) 本物と鑑定されたロケットランチャーはその形や大きさなどから2012年に発見されたRPG―26クラスの破壊力を持つとみられ、40センチ前後のコンクリート壁を貫通するといわれる。 福岡県警はこれら銃火器が発見場所に〝保管〟されていたのではなく〝投棄〟されていた可能性が高いと見ているが、銃刀法違反、爆発物取締罰則違反容疑等を視野に入れ、捜査を進めているという。
弁護士JP編集部