「Pixel Studio」はPixel 9でAIアートを作成するもっとも簡単な方法
新しいGoogle Pixel 9シリーズは、ハードウェアの進化だけにとどまりませんでした。 「Pixel Studio」はPixel 9でAIアートを作成するもっとも簡単な方法 Google Pixel 9シリーズでは、スクリーンショットから情報を抜き出せる「Pixel Screenshots」アプリや、新しい「Pixel天気」アプリなど、便利なAI機能搭載のアプリも一緒に登場したのです。 Pixel 9をお持ちなら、「Pixel Studio」というもう1つの独立したアプリも見つけることができます。Pixel Studioは、スマートフォン上で素早くAIアートを生成するためのアプリで、Googleはあきらかに使いやすさを追求しています。 とはいえ、このアプリも多くの競合アプリと競争する立場にあります。今回は、Pixel Studioをスマートフォンにインストールしてできることや、代わりに試してみたいほかの選択肢について紹介します。
Pixel Studioの使い方
Pixel 9でPixel Studioを起動すると、すぐに作成できるアート作品の例が表示されます。 また、画面上部のプロンプトをタップすると、さらに多くの例を見ることができます。アートスタイルやテーマは非常に多岐に渡るので、自分のプロジェクトのアイデアに煮詰まった時は、スクロールしてたくさんの例を参考にすることができます。 画像を自作するには、「Create」(作成)をタップし、プロンプトを入力します。プロンプトは、たとえば「田舎道の木に立てかけられた自転車」から「近未来的な都市の上に浮かぶ小さな宇宙船」など、何でもかまいません。 これらのプロンプトでは、常に詳細を多く含めるほど良い結果が得られ、画像が自分の望むものにより近づきます。 プロンプトのテキストの下にあるアートスタイルボタンをタップして、特定の画像タイプを選択します。 デフォルトでは「Freestyle」(フリースタイル)と表示されていますが、「Anime」(アニメ)や「Cinematic」(シネマ風)など、ほかのオプションも選べます。 Pixel Studioの制限の1つは、プロンプトでアートスタイルや画像の寸法を指定できないことです。そのため、これらのプリセットを使用する必要があります。 チェックマークをタップして、画像を生成します。AIアートの下にあるアイコンを使うと、同じプロンプトから別の画像を再生成したり、アートスタイルを変更したり、画像の品質にフィードバックを送ることができます。 新しい生成した画像は、既に作成したものを置き換えるのではなく、ギャラリーに追加されます。上部には、画像を保存、共有、コピー、削除するためのアイコンがあります。 その後、「Stickers」(ステッカー)や「tools」(ツール)を選択して、新しいグラフィックに基本的な編集を加えることができます。 キャプションやステッカーを追加したり、画像の一部を選択して移動、サイズ変更、または消去(さらにAIの技術を使って)することもできますが、すべてはかなり初歩的な機能で、実際の写真編集アプリで得られるような細かいコントロールはできません。 Pixel Studioのホーム画面に戻ると、左上のフォルダアイコンをタップすることで、これまでに生成したすべての画像を確認できます。 また、「Create」の右側にある写真アイコンをタップすると、スマートフォンのギャラリーにある画像にステッカーやキャプション、そのほかの編集を加えることができますが、これらの画像をAIプロンプトのベースとして使用することはできません。 たとえばグループチャットに追加するためなどAIアートが必要なときには、楽しく使いやすいオプションです。また、iPhoneのApple Intelligenceで得られるものといくつかの点で似ています。 ただし、最終的な画像に対するコントロールはあまりなく、現在のところ画像に人物を入れることはできません。