「平和つくる大切さを実感」 ハワイ派遣の被爆者ら報告
広島市の平和記念公園と米ハワイ州・パールハーバー国立記念公園の姉妹公園協定に基づき、広島市がハワイに派遣した若者5人と被爆者2人が1日、平和記念公園内の広島国際会議場で松井一実市長と面会し「平和をつくる大切さを改めて実感した」と成果を報告した。 広島市立大1年の大田彩愛さん(18)は「パールハーバーと広島では価値観が異なる部分もあるが、平和を願う人々の思いは共通していた。原爆の歴史や被爆者の声をより伝えたい」と話した。 被爆者の八幡照子さん(87)は「すばらしい機会になった。ハワイの人々の温かい歓迎が印象的だった」と語った。