共産党の不破哲三前議長が退任へ 93歳、名誉役員に18日決定
共産党は17日、静岡県熱海市で開催中の党大会で、幹部となる中央委員の人事案を提示した。不破哲三前議長(93)は記載されておらず「名誉役員」となる。大会最終日の18日に正式決定する。志位和夫委員長や田村智子政策委員長は中央委員に再任される見通し。 中央委員は党の方針や運営に決定権を持つ。18日に代議員選挙で中央委員を選出。中央委員会総会などを経て、最高指導部である常任幹部会メンバーや執行部人事を決める。在任23年を超える志位氏が交代するかどうかが焦点となる。 不破氏は2006年の議長退任後も常任幹部会メンバーとして、党運営に影響力を残していた。