【新NISA】40歳から「毎月5万円」の積立投資を20年間続けたら資産はいくらになるかシミュレーション
40歳になると、老後を気にしだす人も多いです。 中には、老後に備えて新NISAでの資産運用を検討している人もいるでしょう。では、老後に向けた資産運用は40歳からでも間に合うのでしょうか。 ◆【シミュレーション結果】「運用利回り1～７％」×「毎月5万円」×「20年間」 本記事では、40歳から「毎月5万円」の積立投資を20年間続けたら資産がいくらになるのかをシミュレーションします。 新NISAでの資産運用を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
40歳はどれくらい資産があるのか
新NISAでの資産運用をシミュレーションするまえに、まずは40歳がどれくらい資産があるのかを確認しておきましょう。 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]（令和5年）」によると、40歳代二人以上世帯の金融資産保有額の分布は以下のとおりです。 ●40歳代二人以上世帯の金融資産保有額 ・非保有 :26.8％ ・100万円未満 :9.6％ ・100～200万円未満 :8.9％ ・200～300万円未満 :4.9％ ・300～400万円未満 :5.7％ ・400～500万円未満 :3.8％ ・500～700万円未満 :7.4％ ・700～1000万円未満 :5.6％ ・1000～1500万円未満 :7.4％ ・1500～2000万円未満 :3.5％ ・2000～3000万円未満 :5.3％ ・3000万円以上 :6.5％ ・無回答 :4.5％ ・平均値 :889万円 ・中央値 :220万円 世帯によってかなり幅がありますが、中央値はわずか220万円しかありません。 そのため、多くの世帯では老後に向けた資金が不足していることがわかります。
40歳から「毎月5万円」の積立投資を20年間続けたら資産はいくらになるのか
40歳代の多くの世帯では十分な資金がないことを確認しましたが、40歳から新NISAで資産運用を始めればどれくらい資産を築けるのでしょうか。 40歳から60歳に到達するまで、毎月5万円の積立投資を20年間続けた場合に築ける資産額をシミュレーションしてみましょう。なお、運用利回りは年率1～7％の場合でシミュレーションします。 シミュレーションの結果は以下のとおりです。 ●「毎月5万円」の積立投資を20年間続けた場合の資産評価額 運用利回り:資産評価額（利益部分） ・年率1％:1328万円（128万円） ・年率2％:1474万円（274万円） ・年率3％:1642万円（442万円） ・年率4％:1834万円（634万円） ・年率5％:2055万円（855万円） ・年率6％:2310万円（1110万円） ・年率7％:2605万円（1405万円）*元本は1200万円 運用利回り年率3％で運用した場合、1642万円もの資産を築けます。 また、年率7％で運用できれば2605万円もの資産を築くことが可能です。元本は1200万円のため、新NISAでの運用で1405万円も資産が増えることになります。 もちろん運用利回りは事前にわかりませんが、新NISAで大きく老後資金を増やせる可能性があることがわかるでしょう。
