【サッカー天王山ワイド・ACL編】横浜F・マリノス、悲願の初制覇へ! 勝て勝て勝て!
運命の第2戦、マリノスのキーマンは誰なのか? 「宮市亮選手です。第1戦では後半途中に投入され、完全に試合の流れがマリノスに傾きました。アルアインとしても確実に嫌な印象を持ったと思います。アウェーで大勝できるとは思えないですし、最後までどうなるかわからない展開になるはず。 またジョーカーのような起用になるでしょうが、宮市選手ならどんなシチュエーションでもやってくれると思います」 そして、「宮市選手がラッキーボーイ的な存在になるのでは」と岡島記者は続ける。 「第1戦、マリノスの1点目は宮市選手の縦パスが起点となり、2点目も彼のシュートがゴールとは違う方向へ飛んだものの、結果的に渡辺選手が詰めて得点につながりました。短期決戦ではラッキーボーイ的な存在が大事ともいわれますが、彼にいい風が吹いている気がします」 ホームで先勝し、アウェーで"後半90分"を戦うのは、2018年にACLを初制覇した鹿島アントラーズと同じ状況だ。実は岡島記者、その歓喜の瞬間にアントラーズ番記者として居合わせていた。敵地イランでの体験は、強烈な思い出として今も記憶に残っているという。 「街中を歩いていると、相手サポーターから『3-0で勝つ』とジェスチャーであおられたりもしましたが、鹿島が結果を出してくれて、とても誇らしい気持ちになりました。また、クラブ関係者の方々がうれし涙を流していた光景も忘れられません。 優勝すれば、間違いなくクラブの歴史が変わります。決勝第2戦はDAZNで無料配信されることも決定しました。日本では深夜の時間帯ですが、ぜひ見られる方は見てほしいですね」 写真/時事通信社